名作漫画

いつもバンフースタッフブログを御覧いただきありがとうございます。
バンフーオンラインショップの若槻と申します。

私は基本外出をしないのですが、
最近、週末は絵本が大好きな娘と地元の図書館に足繁く通ってます。

実家の裏にあり、学生の頃は毎日の様に通っていた場所に娘と来る日がくるなんて・・・!
と少し感動してます。
娘は絵本に大興奮ですが、わたしはその図書館で貸出をしている
名作漫画を再読することに絶賛ハマり中です。

中でも、おすすめを紹介できたらと思います!

まず、
ブラックジャック

(引用元: https://booklive.jp/product/index/title_id/37100/vol_no/001


漫画界の巨匠手塚治虫先生の代表作ですね。
無免許だが天才的な腕を持つ外科医、通称ブラック・ジャックが
難病や困難な外科手術を成功させお金持ちからは法外の請求をし、
貧しい人からはお金を取らない。
人の命を操ることができるお医者さんとしては本当に神様のような行為だなあと思います。
手塚治虫が医師免許と医学博士号を持っていたことは 有名ですが、
専門的な知識だけでなく、医療の観点から描き出す
人間の貪欲さや儚さは命について深く考えさせられます。
関係ないですが手塚治虫先生の漫画の中では空気の底という漫画が一番すきです。

二つ目
アドルフに告ぐ

(引用元:https://booklive.jp/product/index/title_id/142743/vol_no/001


また手塚治虫先生の代表作の一つ。
日本人の峠草平を語り手に
日独混血のアドルフ・カウフマン、ユダヤ人のアドルフ・カミル
そしてアドルフ・ヒットラーの三人のアドルフを巡る物語…
とされてますが、カウフマンとカミルの境遇が異なる二人は親友同士であったが、
ナチスによるユダヤ人迫害、更にはイスラエル軍の戦闘に巻き込まれ、
当事者である二人の葛藤や結末に息を呑みます。
歴史について疎いわたしでも当時の様子に思いを馳せてどんなに辛いめにあっても
戦って生きていく人間の強さに感動しました。

3つ目
銀河鉄道999

(引用元:https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=1213

こちらも巨匠松本零士先生の代表作
銀河系の各惑星が「銀河鉄道」と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界。
母を機械人間に殺された生身の人間「星野哲郎」は、謎の女性メーテルと
「銀河鉄道999」に乗って遥か遠くの星へ、機械の体を手に入れる旅に出る物語
アニメと漫画で結末が違うのもまたいいです。
999号が停車する1つの惑星につき1つのエピソード、という短編の連作で基本的に構成されてますが、
一見豪華であったり美しく見える人々も、心は満たされていないという悲しいお話が多く、考えさせられます。
とにかくメーテルが美しい。
ちなみにわたしは松本零士先生の直筆認定書がもらえるという噂を聞き、第一回天文宇宙検定を受けました。

最後に
笑ウせぇるすまん

(引用元:https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=1141

言わずとしれた· 藤子不二雄Aのブラックユーモア作品。
小さい頃から家に漫画があり、好きな作品の一つ。
ドーンでお馴染みの喪黒福造が「心のスキマをお埋めします」
といいつつ、広げていくさまは滑稽でぞくりとします。
結局心のスキマを埋めることなんてできないのだなあと感じます・・・
ドラえもんの生みの親の一人とは思えない夢を与えないお話が多いですが、
相方、不二雄Fの藤子不二雄異色短編集 もなかなかなので、
ブラックユーモアがお好きな方はおすすめします。


以上、とりとめなくてごめんなさい。。
こんな名作達を無料で貸出している図書館はやっぱり偉大ですね。
皆さんもぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。