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おうち時間に多肉植物で癒しを

いつもバンフースタッフブログをご覧頂きありがとうございます。
営業部の救仁郷です。


昨年2020年は流行語にもノミネートされていた通り「おうち時間」の年でしたね。
そんなおうち時間の中で、私が癒しを求めて始めた“多肉植物の水耕栽培”を紹介します!


ぷくぷくした質感や多種多様な独特のフォルムから今大人気の多肉植物ですが、
通常の土を使った鉢植えを楽しむほか、実は土を一切使わず水だけを使う水耕栽培でも育てる事が出来るのです!

おうちの中に緑が欲しい!長く育てたいから切り花ではなく鉢植え?
でも、水遣りの「土が乾いたら〜」とかよく分からない…
水遣り面倒くさい…
もし枯らしてしまったら悲しい…
虫が付いたらどうしよう…
おうちの中に土がある事にちょっと抵抗感…

↑観葉植物に関するこんな悩みありますよね!!
そんな時にピッタリな多肉植物の水耕栽培の始め方を紹介させて頂きます!

【育てる多肉植物】
今回は異なる4種の多肉植物を買ってきました。
この段階では鉢植えの土に生えてます。

(左から)
■ ハオルシア・オブツーサ
葉先が丸く、透き通っている事から和名は「雫石」。
まるで宝石のような美しさです。

■魔玉
石の様な形状と固い質感。
お店で名前を「魔王」だと勘違いし買いました。王じゃなくて玉…どちらにせよ格好いい名前です。

■ローラ
バラの様なロゼット状で淡いピンク色が綺麗な品種。

■チピー
ローラと同じエケベリア属の品種。爪が赤く色付いているのが特徴です。

【手順1】土を落とす
鉢から出し、土を落とします。

この時葉を傷付けないように優しく掴んで作業します。

【手順2】土を洗い落とす
水で根に付いている土を優しく洗い落とします。


これが土を全て落とされ、あらわになった根っこたちです。
品種によって根の付き方や太さ・色もまちまちで興味深いですね。
オブツーサ(右)はまるでもやしの様ですね。

さぁこれで水に挿せば水耕栽培に…という訳ではなくまだ手順があります。

【手順3】根を切る
根元を少しだけ残して消毒をしたカッターで根を切ります。
なんだか可哀想な事をしている気にもなりますが、無慈悲にざっくりと切り落としてしまいましょう。

せっかく伸ばした根をなぜ切るかと言うと、土での栽培と水耕栽培では根が違うのです。
新しく水耕栽培用の根を発根させるために土用の根は切り落とします。

【手順4】乾燥させる
3日間〜1週間程度乾燥させます。

植物の糖分によって根の傷口を塞ぎます。
日陰に置いてしっかりと乾燥させましょう。

【手順5】水に浸ける
根元全て浸かってしまうと根腐れを起こしてしまうので根の先だけが水に浸かる様に水を張ります。
液体肥料を使ってもいいらしいのですが使うと藻が発生しやすく、使わなくても充分大丈夫だと聞いたので今回は使用しません。


始め方はこちらで以上です!とても簡単ですね!
1週間から2週間程度経つと新しい根っこが水の中に生えてきます。
3~1週間に1回定期的に水を入れ替えて育ててあげましょう。

多肉植物の水耕栽培は水と緑のコントラストの綺麗さ・小さいながらも日に日に根を伸ばすいじらしさ・魅力的なフォルムに毎日癒される事間違いなしです。
私も毎日癒されてます。

本当に水だけで育てられますし、手間もかからず少しずぼらな方でも楽しめますので、
おうち時間に癒しをプラスしたい方、ぜひおすすめです!!
試してみてはいかがでしょうか。