厚くて熱い本

いつもスタッフブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
VMS竹橋店の目堅です。

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

日差しが強いこの時期は、クーラー付けて家に引きこもり…
ということでのんびり読書を楽しんでおりました。

先日読んだ本はガルシア=マルケスの「百年の孤独」。​
参考URL:
https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%AD%A4%E7%8B%AC-G-%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%82%B9/dp/4105090089

ラテンアメリカ文学ブームの火付け役となり
1982年にノーベル文学賞を受賞しています。

日ごろ手に取るのは文庫本やソフトカバーが多いのですが
こちらはハードカバーのみの発売です。
久しぶりにしっかりした表紙、どっしりとした重みを味わいました。

読みづらい・難解という噂を以前より聞いており、
ずっと気になりつつも避けていました。
確かに長編なうえ、登場人物の名前が似通っていてややこしい小説です。
ですが意外に夢中で読み進められました。
淡々とした文章で、一族の奇想天外かつ濃厚な物語が進んでいきます。
読み終えると「スケールの大きい話だったな…」という感想。達成感ありました。

夏休みなどでお時間ある方、暑い夏にラテンアメリカの情熱を楽しみたい方、
一度手にとってみてはいかがでしょうか。