芸術の“冬”

帆風スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
VMS淀屋橋店の髙野と申します。

先日、神戸市立博物館へ『ボストン美術館の至宝展』を見に行ってきました。
公式HP http://boston2017-18.jp/

この展示会最大の目玉はフィンセント・ファン・ゴッホの『郵便配達人 ジョセフ・ルーラン』と
『子守唄、ゆりかごを揺らす オーギュスティーヌ・ルーラン夫人』と、題名からも
わかりますが、実の夫妻をモデルにした2点が同時に、そして隣同士で鑑賞できることです。

自分が行った日は最終日、しかも日曜日…すごい人の賑わいでした。
30~40分ほど並んで当日券をやっと購入。
ちなみに自分が購入したチケットには喜多川歌麿の『三味線を弾く美人図』渋いです。

いざ、展示会場内へ入ると、​古代エジプト美術の彫刻や装飾品からはじまり、
12世紀頃の中国芸術、もちろん日本の琳派に代表される芸術作品。
印象派の代表的画家モネの『睡蓮』や前述した最大の目玉、
ゴッホの作品といったフランスを中心にしたヨーロッパ芸術。
最後には現代美術である版画、写真、映像作品と、
それぞれのジャンルで独立して展示会をひらくことができそうな程の豪華さ。
まるで百貨店のようでした!!

ゆっくりじっくり作品を見尽くした2時間半、あっという間でした。

これでもボストン美術館に貯蔵されている作品のごく一部とのことで…
恐るべしボストン美術館…。
一生の中で一度は現地を訪れ、拝見したいものです。

また、「展示会ってなんだか敷居が高くて…」や
「全然知らない or わからないからどこを見たらいいか…」という人にも安心の
音声ガイドもございます。音声で案内してくれるのは女優の竹内結子さんとのこと!!すごい!!

作品を見終えた後も楽しみは続きます。
ミュージアムショップには公式グッズがたくさんあります。
公式図録はもちろん、作品が印刷されたポストカード、クッキーやジャムといったお菓子類、
イラストレーター長場雄さんとコラボレーションしたTシャツ、トートバック、
さらにはモネの『睡蓮』をイメージしたパフュームまで!!

ショップの外には名画のミニチュアカプセルトイがあり、
小さなお子様連れの列に並び自分(24歳独身)も購入しました。

現在は名古屋に場所を移し開催中とのことです。
詳しくは http://boston2017-18.jp/ からご覧ください。
​絵に関する知識が全然なくとも美術館、展示会は楽しめて、
意外とカジュアルなものだと思っております。

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます。