お盆

いつもスタッフブログをご覧くださり、ありがとうございます。
帆風池袋店の篠塚と申します。

本日は8/14日、夏休み中の皆様も多いとは思います。
どうぞハッスルしすぎてケガなどにお気を付け下さいませ。

さてそんなわけで本日14日はお盆も中日ですが、
そもそもお盆ってなんなのでしょうか?
なんとなくお墓の掃除したり迎え火したり送り火したりと、
私もよく分かっていませんでしたので、この機会に調べてみました!
地域差など諸説はありますが、ちょっとご紹介したいと思います。
個人調べのため、間違いが一部ある可能性もありますがご容赦ください。


※写真は弊社池袋店所有

 

現在はだいたい8/13日~16日がお盆とされていますが、
正しくは7/1日(旧暦)が「釜蓋朔日(かまぶたついたち)」として、
地獄の釜の蓋が開く日となっておりこの日が盆の始まりとなります。
この日から地獄の鬼も休みとなるため、地獄の亡者は苦行を免れることとなり、
現世へ戻ることができるということのようです。

ナスとかキュウリなんかで作る馬や牛は
この際に先祖が乗ってくる乗り物としてよく知られていますね。
ちなみに行き(家に戻ってくるとき)は少しでも早くなるように馬に、
帰り(あの世に戻るとき)は少しでも遅くなるようにご先祖様は牛に乗せましょう。

そして地獄の窯の蓋が開く期間、池や川などの水源に近づくことは禁忌とされています。
川遊びなどにはくれぐれもご注意ください。
これは亡者が川や池などの水辺にいるという文化に則ったことが由来です。

そして一般的には先祖を家に迎えるために13日に迎え火、
16日に送り火をすることになります。
京都の五山送り火などが大規模な送り火として有名ですね。

また、15、16日は広い地域で盆踊り大会が開かれることになりますが、
これも一説ですが、地獄の苦行を逃れて喜ぶ亡者の様を表したものと言われています。
ご先祖様と一緒に喜びを分かち合うように踊るとなお良いですね。

以上、自己調べのご紹介でした!
単純にお盆期間も徐々にただの夏休みとなってきている風潮もあるかとは思いますが、
改めて皆さんもご先祖の皆様に思いを馳せてみてください。
本日は中日となります、皆さんのご自宅にもきっといらっしゃって、
皆さまの顔を見るのを楽しみにしていらっしゃいますよ。

私も今日は去年亡くなった祖父とこれからお酒でも飲もうかと思います。