電子書籍の功罪

私は昔から紙媒体の漫画や書籍、写真集が大好きで保有している数も数千冊を超えています。
この量になりますと管理も大変ですし、なにより占有スペースが馬鹿になりません。
加えて寄る年並みには勝てず、小さい文字が読み辛くなり昔のように楽しめなくなってきました。
そこで数年前の引越しをきっかけに電子書籍に手を出しました。
アマゾンの Kindle や DMM など、いろんな種類の電子書籍がありますが私の選んだところは
『BOOK☆WALKER』です。

ここは購買金額によってランク分けされており、ランクが上になるほどポイント還元が大きくなるという
私のような大量保有する人間にとっても有利な特典があります。
またブラウザで読める上、タイトルごとに自動でまとめてくれたり、既読か未読がも一目で分かります。
ブラウザで読めるということはタブレットやスマホでも読める上、自宅 PC の大きなモニタでゆったりと読むことができます。
また支払いもコインを事前に購入しておくとオマケがつきますし、クリック連打で即座に読むことができます。
私もつい調子になってクリックしていたら、保有冊数がもう時期 4000 冊になろうかというところまで来てしまいました。

私にとってメリットの多い電子書籍ですが、残念なところもあります。
自分の好きな本が全て電子書籍化されているわけではないということです。
3~40 年前の作品も電子書籍化されているものもありますが、人気作家さんなのに電子書籍化がほとんどされていない方のもあります。
個人的には横山光輝先生の歴史物が大好きなのですが、これはほとんど電子書籍化されていません。
また古い作品ですと、見開きページの” のど” に当たる部分が大雑把にカットされていることがあり、魅力が半減しているものもあります。
この先、私の目が劇的によくなることはないでしょうから電子書籍にお世話になるという流れは変わらないと思いますので、
昔の作品をもっと電子書籍化してくれないかなと思う今日この頃です。
あと、手軽に買えるからといって買い過ぎに注意しましょう。
私の場合、1 冊 600 円として 4000 冊だと 2,400,000 円……
我ながら冷や汗が吹き出てきました……