印刷博物館

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本社営業の土黒です。

帆風本社から徒歩20分にある印刷博物館に行ってきました。

印刷博物館は東京都文京区水道トッパン小石川ビルにある印刷に関する博物館です。
1階部分と 地下1階の2フロアで構成されます。
博物館の延べ床面積は約4,150平方メートルで、
うち展示面積が1,770平方メートルです。
2000年に凸版印刷が100周年記念事業の一環で設立され、
印刷文化に関わる資料や研究活動、活版印刷などの印刷を実体験するなどの
実践・啓蒙活動を行っています。

総合展では、印刷の誕生から現代までを大きく5つのブロック
(印刷の発祥 活字 色と形 印刷技術の発達 日常生活と印刷の関係)に分けて、
印刷の歴史を紹介しています。
残念ながらそのエリアは写真を撮る事は禁止されていますが
実際に拝観することにより印刷が文明の発達に果たしてきた役割についての理解を深める事ができます。

総合展とは別に「印刷の家」というコーナーがありました。
印刷の五大要素である原稿・紙・インキ・版・印刷機の関係を実体験を通じて理解することができます。
活版印刷機を中心とした技術の伝承や機器の保存も行っています。


世界最古の本格的な印刷機です。


ドイツ製の活版印刷機です。上部に重さ45kg鷹の像を付けて見栄えがあります。


活字も数限りなく1文字で複数のポイントが用意されています。
中には肉眼でほとんど見えないルビ用の活字もありました。