舞台は活版印刷屋さん@おすすめ小説

こんにちは、Vanfu 渋谷店です。
今日は本の紹介をしたいと思います。

『活版印刷三日月堂 星たちの栞』
著:ほしおさなえ

連作短編集なのですが、その舞台が小さな活版印刷屋さんなんです。
表紙の絵もきれいで、思わずタイトル&ジャケ買いをして読んでみました。

<公式のあらすじ>
川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。
店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。
三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。
そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、
弓子もどうやら事情を抱えているようで――。
(ポプラ社公式サイト『活版印刷三日月堂 星たちの栞』より)
※画像も公式サイト様からお借りしました。



弓子さんが試行錯誤しながらお客様を思って印刷物をつくっていく様子や、
活版のワークショップなど、読んでいてわくわくしました(^^)
人と人とのつながりにもほっこり心あたたまる小説です。
活版印刷の”プリント”とは違うぬくもりが好きですが、
そのぬくもりが感じられるような作品だなぁと思いました。
シリーズで既刊4巻まで出ているようです。今度続きも読んでみようかな…。


少し余談ですが……
以前テレビで「大枝活版室」という活版印刷所さんが取り上げられていました。
活版印刷歴50年のベテラン職人高倉さんと、
活版の魅力を伝えたい!というデザイナー森国さんが二人三脚で素敵な印刷物を作られています。
「活版でどう表現するか」を試行錯誤しながらポストカードを作る様子を
見て『活版印刷三日月堂』を思い出しました(^^)
とても素敵な印刷屋さんでした♪
大枝活版室さまのHP:http://www.oeda-kappan.com/


帆風でも活版名刺を取り扱っています!!!
その名も、Selectier -名刺-!!

https://www.vanfu.co.jp/newservices/372/selectier

紙、レイアウト、書体、印刷色を選んでいただくだけでOK!
活版独特のあたたかみのある名刺、作ってみませんか?
店頭にはサンプルもあるので、ぜひ見て触って確かめてください♪

以前hakoniwaさまが素敵な記事にしてくださったので、そちらもぜひご覧くださいませ♪
https://www.haconiwa-mag.com/life/2017/04/selectier/