ペットとしてのヘビについて

いつも帆風スタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
VMS恵比寿店の河島と申します。

私は以前からサソリやムカデといったいわゆる奇蟲の飼育をしており、
当ブログでも何度か紹介させて頂きましたが、最近では爬虫類、特に
ヘビの飼育に力を入れています。

今回は私が飼育しているヘビ達についてこの場を借りてざっくり紹介できれば
と思います。※ヘビ画像あります。苦手な方は閲覧注意!

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ボールパイソンPython regius</em
画像1
※ヘビ注意!

アフリカに生息するニシキヘビ科のヘビです。

写真の個体はまだベビーですが、他のヘビと比べると
どっしりとした体格をしており、力もとても強いです。
毒々しいカラーリングをしていますが、性格はとても臆病です。

外敵に遭遇しても威嚇体制を取ることはほとんどなく、体をボール状に丸めて
身を守ることが知られており、この種の名前の由来にもなっています。

 

カリフォルニアキングスネークLampropeltis getula californiae
画像2
※ヘビ注意!

「カリキン」の愛称で親しまれている、オーソドックスなペットスネークの一種です。
おとなしいボールパイソンとは裏腹に、食に対して非常に貪欲で、
動くものにはなりふり構わず噛みつきます。
おバカで食いしん坊な問題児です。

野生ではガラガラヘビなどの毒蛇を専食することで知られており、
そのことからヘビの王=キングスネークの名前の由来になったそうです。

 

コーンスネークPantherophis guttatus
画像3
※ヘビ注意!

最も代表的なペットスネークといえばコイツでしょう。

愛好家の間では、品種改良により様々な柄や色の個体(=モルフ)が創出されて
おり、希少性の高いモルフは数十万円ほどで取引されることもあるそうです。

性格も穏やかで餌食いも良く、入門者から上級者まで幅広くの層に愛されて
います。

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・・・ざっくりざっくり紹介させて頂きましたが、皆さんはヘビと聞いてどういった
イメージを持たれるでしょうか。

一般的には「怖い」「気持ち悪い」といったイメージが大半だと思います。

旧約聖書では、ヘビは人間を騙し堕落させた邪悪な存在として描かれている
こともあり、大昔から悪いイメージの方が根強いようです。

しかし、一部の地域では「生命力の象徴」「豊穣の神」などとして
崇められることもあるそうです。

古くから嫌悪と崇拝の対象にされ続け、
良くも悪くも特別なポジションに君臨しているヘビですが、
近年では私のような一部の愛好家からはペットとしての人気を獲得しつつあります。

一般的な先入観とは裏腹に、基本的におとなしい個体が多く愛嬌もあり、
エサ代もかからないとても魅力的なペットです。

ご興味のある方は一度お迎えしてみてはいかがでしょうか?