名作を抱きしめて!銀河の!果てまで!

バンフースタッフブログをいつもご覧いただき、
誠にありがとうございます。 本社営業の三村です。

冬も本番の寒さを迎えて春が待ち遠しい今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
風邪などひいてはいらっしゃいませんか?
中国ではコロナウィルスが猛威を振るっているようですし、
私も体調には注意したいものです。

さて今回は私が昔読んだ本のご紹介です。(マクロスは関係ありません)
最近は電子書籍も増えてきており、生の本の価値が見直されては
いますが、私としては今回紹介する本のように昔の本を手軽に
購入することができるのは良い傾向だなと思います。
皆様も興味がわきましたら是非購入をお勧めいたします。

長くなってしまいましたが、ずばり本のタイトルは
「半分の月がのぼる空」作者:橋本紡 挿絵:山本ケイジ

画像引用元:amazon

主人公が肝炎で入院した先の病院で少女に出会うところから物語は始まります。
少女は重い心臓病にかかっており、そのことを主人公は知らずに出会うの
ですが、何回も顔を合わせていく中でついに病気のことを知ってしまいます。
その時、主人公は気づいてしまいました。少女が病気のせいで生きる希望を
失っていることに。
同時に自分が少女に惹かれていることにも。

とまぁ、良くあるかもなストーリーなのですが、当時の中学生だった私は
大変な衝撃をうけました。
この本はいわゆるライトノベルに分類されますが、発刊された頃の流行は
剣や魔法、ロボットを扱うSFでした。
この作品のように日常と死を扱うライトノベルはなかったんじゃないかと思います。

業界でも異色扱いされていたそうですが、大人気となり小説、漫画、映画と
様々なメディアで展開されました。
今回のブログを書くにあたり読み返したのですが、やはり面白いです。
理系か文系で悩んでいる学生がいたら高確率で医学部に進みたくなる作品だと思います笑

つらつらと書いてしまいましたが、どうでしょうか?
なんとなく読んでみたくなりましたでしょうか?
読みたくなった方は、どうぞ御心のままに。
読みたくならなかった方は、この作品の良さを伝えられない私の責任なので
読んで自分で納得してくださいませ。

以上です!

それではまた次回の三村のブログでお会いしましょう!