ホワイトインク用のオブジェクトについて ~濃度「0%」のオブジェクト~

こんにちは、本社スタッフの橋本と申します。


弊社でもクリアファイルやノベルティなどで「白インク」を使用できる商品がございますが、
よく白インク用のオブジェクトを「0%」で作成されているのをよく目にいたします。

濃度が「0%」ということは色がありません。
色が無いということは、白インクも「塗らない」ということです。
モニター上では「白く」なりますが、印刷物では紙色などのペースの色が見える仕上がりになります。

私も親などに頼まれてデータを作ることがあり、その時の手順は次のようにしております。
この手順が皆様の参考になれば幸いです。

  • 初めのレイヤーに仕上がりをイメージしやすいように、ベースの色を配色します。
    (レイヤーオプションの「プリントする」のチェックをはずしています)
  • カラー刷り用のレイヤーを用意して、デザインをしていきます。
  • カラーのデザインが全て終わったら、白インク用のレイヤーを用意して、「白(0%)」でデザインを作ります。
  • 次回変更作業等をしやすい様に一旦保存をして、白インク用のレイヤーにあるオブジェクトを全て選択、単色で色をつけ、フォントをアウトライン化して別名で保存しています。
  • 最後に仕上がりイメージとなりますが、実際には会員のお名前を入れて作りました。



白インクが自在に使えるようになると、PVCカードなどで幅が広がります。
みなさまも挑戦してみてください。