こんにちは!
飯田橋店の山口です。
トーンカーブの5回目は、CMYKの操作方法について考えてみたいと思います。
CMYKモードは主に印刷やプリンターの出力用に使われる画像のカラーモードですが、一般の方にはあまり馴染みのないカラーモードかも知れませんね・・・
RGBモードとは操作が逆になっていますね
RGBモードでは光の3原色のR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の組み合わせで様々な色を表現しますが・・・
それに対してCMYKモードでは、色材の3原色のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、とK(ブラック)を組み合わせて様々な色を表現します。
この色材の3原色のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の混色によって色を作っていくことを「減法混色」といいます。
減法混色では、色を混ぜると暗くなって黒に近づいていきますが、実際の印刷においてはC、M、Yの混色だけではしっかりとした黒を表現できないのでK(墨版)を加えています。
加法混色(光の3原色による混色)では補色の関係にある色を混ぜ合わせると白になりましたが、減法混色では反対に黒に近い色になります。
こちらも加法混色と同様に、レッドとシアン、グリーンとマゼンタ、ブルーとイエローが補色の関係になっています。
ところで、光を足すと明るくなる「加法混色」に対して「減法混色」って、一体何が減るのかイメージしづらいと思いませんか?(自分だけだったりして・・・)
と、いう訳なので次回は「減法混色」についてもう少し考えてみたいと思います。(ああ、また予定が・・・)
ではまた来週