Vanfu Online Shop|バンフーオンラインショップ

  • ログイン
  • 新規登録
  • カート 0
24時間フリーダイアル受付中|0800-222-2221

バンフーのインサツコラム|ネット印刷通販 バンフーオンラインショップ

24時間フリーダイアル・チャット受付中|0800-222-2221

紙の厚さを表す「kg」とは?

テキストサイズ
  • 小
  • 中
  • 大

紙の厚さを表す「kg」とは?

会議用の資料、商品カタログ、名刺、ポスターなど、紙というのはその用途に応じて最適な紙の厚さが異なります。

例えば、文庫本などの書籍はページがめくりやすい薄めの紙を使用し、カレンダーやポストカードなどは折れたり破れたりしにくいようにある程度厚い紙に。イラスト集や写真数では裏面に透けないように厚めの紙にする……など、紙の厚さは印刷物の仕上がりや使い易さ、雰囲気などにも大きく影響しますので、それぞれの特徴や最適な用途をしっかりと理解しておくことが大切でしょう。
そこで今回は、紙の「厚さ」についての情報をまとめてみました。印刷物を作る際に是非参考にしてみてください。

紙の厚さを表すkgとは?

紙の厚さというのは「90kg」、「110kg」、「135kg」というように「kg」で表されます。なぜ、厚さを表現するのに、重さの単位である「kg」が使われるのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか?

ここでポイントとなるのが、紙の厚さを表す「連量」という言葉です。あまり一般的には馴染みのない言葉ですが、もともと「連」というのはある一定サイズの紙1000枚を表す単位のことを意味します。「1連=1000枚」ですので、例えば2500枚の場合には「2.5連」と表記されるわけです。「連量」というのは、この1連あたりの重さのことで、単位には「kg」が用いられます。そしてこの連量は、「紙の厚さ」の目安としても使われていて、ある一定サイズの紙を1000枚重ねたときの重さで厚さを表し、その数値が大きいほど厚い紙ということになるのです。

また紙の厚さを表す言葉で「坪量」というのもあります。こちらは「1m²」当たりの重さのことで、単位には「g/m²」が用いられます。「連量」と同様にその数値が大きいほど厚い紙となります。単に紙の厚さを見分けるにはこの「坪量」の方が分かりやすいと感じるかもしれませんが、実際の印刷では原紙が1m²というサイズは基本的にはなく、かつ大量に使用するため、ある一定サイズの紙を1000枚重ねた状態で計る「連量」の方が実用的なのです。

「一定の寸法」には決まりがある?

前でも説明したように、紙の厚さを表す「連量」というのは、「一定の寸法」の紙を1000枚重ねたときの重さのことです。紙にはさまざまなサイズがあり、大きさが違えば例え厚みが同じであっても重量は違ってきます。そのため、連量を出すときにはあらかじめ決められている「一定の寸法」を用いて計測するのです。この「一定の寸法」にはいくつかの種類があって、それぞれにサイズが決められています。主なサイズは以下の通りです。

  1. 四六全判……788mm×1091mm
  2. 菊全判……636mm×939mm
  3. A列本判……625mm×880mm
  4. B列本判……765mm×1085mm
  5. ハトロン判……900mm×1200mm

一般的な紙の仕上がり寸法を表す「A列本判」、「B列本判」に対し、あまり耳馴染みのない「四六全判」、「菊全判」、「ハトロン判」は、主に印刷業界で使われる用語です。「四六全判」はB列本判より少し大きいサイズで、連量を出すときの「一定の寸法」の中で基準として用いられることが多いサイズでもあります。「菊全判」はA列本判よりひとまわり大きく、「ハトロン判」は主なサイズの中では一番大きく、包装紙などに使われています。

厚さによっても用途が変わる?

「kg」の違いによって同じ紙でもそれぞれ適した用途が異なります。例えば、「コート紙」で考えてみましょう。「コート紙」というのは、上質紙や中性紙の表面にコート剤を塗布し、均一に表面加工した用紙のことです。主な厚さと適した用途は以下のようなものです。

「90kg」の場合、厚さは約0.08mmで、コピー用紙よりやや厚めになるため、チラシや社内報などに適しており、「110kg」の場合、厚さは約0.1mmで、フライヤー、チケット、厚みのあるチラシ、雑誌の表紙などに適します。

また、「135kg」の場合は、厚さは約0.13mmと、適度な厚みが出るので、パンフレット、ポスターなどに用いられることが多く、それより上の「180kg」の場合、厚さは約0.2mmと官製はがき程度になるので、名刺やポストカード、ショップカードなどに良いでしょう。

それぞれ用途に適した紙を使うことは重要です。例えば、冊子を作るときに薄すぎる紙を使うと、冊子自体がペラペラで持ちづらくなったり、裏の文字や写真が透けてしまって見えづらくなったりしてしまいます。
逆にチラシを厚い紙にしてしまうと、大量配布する際にかさばる上に、重さも増してしまい、配りづらくなってしまいます。

このような可能性があるため、安易に値段や見栄えだけで厚さを選ぶことはやめましょう。また、紙の厚さのイメージが湧かない場合は、仕様目的が同じような他社のパンフレットやチラシを触ってみたり、プリントサンプルを取り取り寄せたりして、実物に近いものを参考にすると良いでしょう。

印刷物は紙の厚さによっても仕上がりの高級感や上質感は大きく違ってきます。上記の内容を参考にして用途に応じた紙の厚さを選ぶようにしましょう。印刷に関するご依頼、ご相談は、お気軽にVanfuまで!
Vanfuで取り扱っている用紙一覧はこちら!

印刷のご注文はこちらから

商品一覧はこちら

ページトップへ