Vanfu Online Shop|バンフーオンラインショップ

  • ログイン
  • 新規登録
  • カート 0
24時間フリーダイアル受付中|0800-222-2221

バンフーのインサツコラム|ネット印刷通販 バンフーオンラインショップ

24時間フリーダイアル・チャット受付中|0800-222-2221

どこが違う? 中綴じ冊子、無線綴じ冊子の違い

テキストサイズ
  • 小
  • 中
  • 大

どこが違う? 中綴じ冊子、無線綴じ冊子の違い

パンフレットや、商品カタログ、マニュアル、仕様書など、冊子を作る上で欠かせないのが、印刷したものを本の形に仕上げる「製本」という作業です。そしてこの製本作業の中の「綴じ」という工程は、完成した冊子の見栄えや印象に大きく関わるため、自分が作りたい冊子と一致するように、最適な綴じ方を使い分けるようにしましょう。今回は、綴じ方の種類とその特徴について、詳しく解説します。

「中綴じ」冊子とは? 製本はどのようにするの?

中綴じ印刷とは、一般的な綴じ方のひとつで、並製本(ソフトカバー)の冊子に使われる製本方法です。表紙と本体を見開いた状態でページ順に重ね、真ん中の部分を背側からホッチキスや針金などで綴じていきます。中綴じで仕上げられた冊子は、真ん中の部分をいっぱいまで見開くことができるので、写真や文字などを比較的自由にレイアウトすることが可能です。仕上がりが早くコストパフォーマンスにも優れているという魅力がある一方で、それほど耐久性が高くはないため、ページ数が40ページを超えるような厚みのある印刷物には向いていません。また製本の都合上、本文のページ数は常に4の倍数にする必要があります。ページを増やす場合には4ページごとに増やさなくてはいけないので、データの作成をする際には構成にも注意しましょう。

このような特徴から、中綴じ冊子は、イラスト集やページ数が少ないパンフレット、会社資料(提案資料、サービス概要資料)などに向いています。イラスト集では見開きを使っても、真ん中の部分まできちんと見えるので、現物に近い状態のものを楽しむことができます。
また、中綴じ製本は仕上がりが早いので急なスケジュールにも対応できますし、コストが安いのも魅力でしょう。
また、中綴じ冊子を作る際には、表紙は厚めの紙、本文の表紙より薄めの用紙を使うなど、表紙と本文の用紙を変えるのが一般的です。

中綴じ印刷のご注文はこちら

「無線綴じ」冊子とは? 製本はどのようにするの?

無線綴じ印刷とは、書籍や文庫本、商品紹介などの分厚いカタログなどに使われる製本方法です。針金や糸などを使用しないで綴じることから「無線」綴じと呼ばれています。強力な糊で背表紙を固めているため耐久性に優れていて、比較的分厚みのある冊子に最適です。

無線綴じの中には、冊子の背の部分を削ってから接着面を作り、そこに強力な糊をつけて綴じる「切断無線綴じ」と、切り込みを入れてその部分に糊を浸透させる「アジロ綴じ」の2つの種類があります。背表紙があることで、ソフトカバーだけでなくハードカバーの冊子にも使え、中綴じ冊子と比べてしっかりした印象に仕上がるという魅力があります。

ただし、背の部分に糊を接着しているため、中綴じのように真ん中の部分を目一杯開くことができないため、写真やイラストを見開きに配置したり、ページのギリギリまで文字を配置したりすることができないというデメリットも……。

また、無線綴じ印刷の場合は中綴じ印刷とは違って「背幅」があるため、入稿データを作るときには、背表紙部分のデータを作成することも忘れないようにしてください。

表紙のデータに背幅分のサイズを取り、そこにタイトルや冊子の内容などを入れます。冊子を立てて並べたときに、パッと見てその冊子の内容が分かったり、それを手に取って開いてみたいと思わせるような情報を入れるようにしましょう。

無線綴じ印刷のご注文はこちら

そのほかの綴じ方は?

中綴じや無線綴じ以外にも、さまざまな綴じ方の冊子があります。代表的な綴じ方の種類をいくつか見ていきましょう。

平綴じ

冊子本体の背の部分を針金などで数カ所綴じて、その上から糊で表紙を付ける方法です。無線綴じ同様にページの真ん中を目一杯開くことができないため、あらかじめ印刷領域を考えて印刷物のレイアウトを行う必要があります。教科書や報告書、取扱説明書などの比較的ページ数が多い冊子に多く使われる綴じ方です。

リング綴じ

印刷物に穴をあけて、リングで留める綴じ方です。カレンダーやノート、マニュアルなどによく使われる方法で、ページが360度開閉できるため、レイアウトの自由度が高いのが魅力です。

スクラム綴じ

主に新聞などで使われている綴じ方です。二つ折りにしたものを重ね合わせて、冊子のようにまとめる製本方法です。中綴じと似ていますが、スクラム綴じの場合はホッチキスや針金などを使用しないため、針金無し製本・空綴じとも言われています。また針を使わないので安全で、かつリサイクルもしやすいので、小さな子供やお年寄りが使うものや、環境に配慮したものなどに使うのも良いでしょう。

スクラム綴じの印刷のご注文はこちら

どのような綴じ方をするのかによって、ページのレイアウトはもちろん、データの作成方法、仕上がりの見栄えは変わってきます。上記の内容を参考にして、それぞれの特徴をしっかりと理解した上で、目的に応じた製本を選びましょう。印刷から製本まで冊子作成に関するご相談は、ぜひVanfuまでご連絡ください。

各種冊子の印刷はこちらから

冊子の商品一覧はこちら

ページトップへ