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素敵なデザインを作ろう! タイポグラフィにおける基本ルール

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素敵なデザインを作ろう! タイポグラフィにおける基本ルール

雑誌やポスター、Webサイトなどの媒体には、必ずと言っていいほど“文字”が存在しています。その文字の内容をより多くの人へ伝えるために大切な要素、それが「タイポグラフィ」です。
ここでは、タイポグラフィの意味と、基本ルールについてご紹介します。

タイポグラフィとは?

タイポグラフィは、もともと活版印刷術において「活字を適切に配列する手法」を指す言葉でした。しかし、活版印刷が行われなくなった近年では、主に「文字を美しく配置する手法」「文字をデザインする手法」などの意味で使われています。
文字のフォントやサイズ、色などを工夫し、より美しく読みやすいものにデザインすること、それがここで言うタイポグラフィです。

タイポグラフィにおける基本ルールとは?

タイポグラフィにも基本ルールが存在しています。まずは文字が読みやすくなるように以下の基本的なことから意識してみましょう。

使用するフォントはできるだけ少なくする

いくつものフォントを使用すると全体の統一感がなくなり、乱雑な印象を与えてしまいます。ひとつの文章に使うフォントは3種類までに抑えておきましょう。

文字間の調整(カーニング)を行う

文字にはそれぞれ異なる余白部分があるため、そのまま文章を打ちこむと文字同士がくっついて見えたり、逆に離れて見えたりすることがあります。例えばアルファベットの場合、「I」が並ぶと文字間は狭く、「A」や「T」が並ぶと広く空いているように見えますね。
文字を打ちこんだ後は必ず間隔の調整を行い、すっきりと読みやすい文章にするよう心がけましょう。

部分的に文字の大きさを調節する

同じフォントとサイズの文字でも、ひらがなやカタカナに比べて漢字はやや大きめ、アルファベットはやや小さめとなるのが一般的。これらが混在した文章をそのまま打ち込むと、どうしても文字のバラつきが目立ってしまいます。
文字を打った後にテキスト全体を見渡し、大きさのバランスを整えることが大切です。

視認性が悪いフォントは避ける

ユニークなフォントにはデザイン性を高める効果がありますが、あまりに個性が強すぎると、「読めない」「読みづらい」という悪印象を与えてしまうことも。
文字は読んでもらってこそ生きる大切な情報です。パッと見ても内容を理解できるよう、視認性のよいフォントを使いましょう。

文字を引き伸ばさない

スペースに対して文字数が多すぎるなどの理由で文字をタテやヨコに変形させることがあります。これは印刷用語で長体・平体と呼ばれますが、タイポグラフィ的にはあまりよろしくありません。なぜなら、すべてのフォントはデザイナーの手によってもっとも美しいフォルムとなった“完成形”。それをむやみに引き伸ばすことは、完成されたデザインを崩してしまうことになります。
よっぽどのことがない限り、フォントはそのままの形で使うように心がけましょう。

縦横比に迷ったら黄金比と白銀比を利用する

テキストを入れるエリアの縦横比は、全体のデザインを見渡しながら調整します。しかし、もしデザインに迷ったときは、人間が見て美しいと感じる比率とされる「黄金比」や「白銀比」を利用してみましょう。

黄金比(1:1.618)とは、古くからヨーロッパの芸術品や建造物などに使われてきた“人がもっとも美しいと思う比率”です。白銀比(1:1.414)は、黄金比ほど知られていませんが、日本の芸術品や建造物などに使われてきた馴染みのある比率です。
身近なところでは「A4」「B5」といった紙のサイズがこれに当てはまります。テキストエリアもこれらの比率に合わせると、違和感がなく落ち着いた構図になりやすいと言われています。

タイポグラフィに、正解やゴールはありません。上記の基本ルールを念頭に置き、さまざまなデザインを参考にしながら、理想の表現を探っていきましょう。

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