チラシのデザイン制作で雰囲気や表現方法に煮詰まってしまうことはありませんか?
そんなときは、優れたチラシデザインに触れて参考にしたり、好きなチラシデザインを「なぜ好きなんだろう?」と自己分析することで、新たなインプットとなり問題が解決することがあります。
というわけで、チラシデザインに参考になりそうな特徴のある7サイトを集めてみました!
しかし、デザインやモチーフを完全にトレースしたり真似したり…はいけませんね。
狭くなった視界を広げるように「色」「テイスト」「フォント」などのデザインのトレンドや空気感を参考にして、オリジナルのデザインを制作していきましょう!
チラシのターゲットや目的、デザイン制作のコツに立ち戻るなら
>チラシのデザインのコツ!考え方からテクニックまで
チラシのデザインテンプレートをダウンロードできるサイトなら
>チラシのデザインテンプレートで初心者もプロの仕上がり!
Pinterestとは、その名の通り、写真や画像をボードにピン止めするように集めることができるウェブサービスで、チラシデザインに困っているときに限らず、あらゆるデザインシーンで使える参考サイトです。
ウェブ上で見かけた「好きな画像」や「自分で撮影した写真」などをブックマークして集めておいたり、それを共有したり、あるいは他のユーザーが集めた画像をさっと検索して見ることも可能です。
画像収集のサービスとしても大変使い勝手がよいですが、単純に探している画像の種類やテイスト、サービス名で検索するだけでたくさんの画像が表示されますので、他のユーザーがブックマークしたクリエイティブな画像やデザインを眺めているだけでもインスピレーションが湧いてきます。
また、非公開のボードをチームのメンバーと共有し、そこにプロジェクトのイメージに合ったデザイン画像を集める、といった使い方もできます。メンバー間の意思疎通が捗りそうです。
Pinterestを利用するには無料会員登録が必要です。メールアドレスとパスワードで登録できる他に、FacebookとGoogleのアカウントでもログインできます。
パンフレットやチラシ、カタログ、フリーペーパーなどの印刷物のデザイン見本が集まっているサイトです。優れたデザインを足を使って収集しているサイト運営の方のセンスが光ります。
最大の特徴は、集められているデザインが実際の印刷物をスキャンした画像であること。デザインデータから書き出した画像ではないため、よく見ると印刷物独特のアナログ感や印刷によってくすんだ色さえも把握できます。
各デザインには「A4」「チラシ」「展覧会」等のサイズやジャンルのタグが振ってありますので、絞り込んで表示することができます。
2019年6月現在、更新頻度はそれほど高くありませんが、2019〜2014年あたりの比較的新しいデザインが揃っています。
2014年に開設されたチラシやフライヤーのデザインを集めた参考サイトです。
“ほんとうはクリエイティブがたっぷりつまったアイデアの宝庫。そして、文化の象徴。
そんなフライヤーたちを記憶に残したくて「今日のフライヤー」をつくりました。”
このようにサイトに書かれているように、前衛的なチラシデザインが多い印象です。
2〜3色の少ない色数で構成されたチラシが多いのが大きな特徴です。インパクトがある色使いのデザインの参考になりそうです。
レトロでシンプル、力強いデザインも目立ちます。それもそのはず、確認しただけでも1960年代のチラシデザインが掲載されているのです。
こちらのサイトでもタグが振られていますので、「#retro」のタグは要チェックですね!
海外のデザインテンプレートを販売している世界最大級のサイトです。
デザインのテンプレートはチラシ・フライヤージャンルに限らず、写真やグラフィックデザイン、ウェブサイトまで多岐に渡ります。
このサイト内で「flyer design」と検索してみましょう。検索結果で販売しているチラシのデザインテンプレートが表示されます。気になったサムネイルがあれば、クリックして拡大表示してみましょう。
特徴としては、シンプルで落ち着いたデザインが多くあります。日本のデザインと比べると、色使いもレイアウトも、タイポグラフィも全然違いますね。
「海外っぽい雰囲気でデザインしてください」というオーダーには、最も参考になりそうなサイトの1つです。
1999年から続いている、グラフィックデザイン・フライヤーデザイン・チラシデザインに特化した参考サイトです。
デザイン性が高い、オシャレなチラシ・フライヤーだけを探しているならこちらのサイトで間違いありません。実際に運営の方が集めたフライヤーをスキャンしてアップされています。
運営の方がデザイナーをされているということで、美術展や映画、音楽イベント、演劇などのフライヤー・チラシが多く、ジャンルや年数だけでなく「シンプル」「アバンギャルド」「ポップ」といったデザインのテイストのタグ付けがあります。
サムネイルも大きく表示されているので、クリックしなくても詳細に見れられるところが何気に嬉しいです。
デザイナー御用達のAdobe社公式のポートフォリオサイトです。
Adobe製品を使用するのに必要なAdobe IDを所有していれば、アプリケーションと連携して簡単に作品を公開できるため、多くのクリエイターからポートフォリオサイトとして支持され、数多くの作品が集まっています。
サイト内で「チラシ」と検索すると日本語のチラシにマッチしたデザインが表示されますし、「flyer」と検索すると主に海外デザイナーのフライヤーが表示されます。
気に入ったデザインがあれば、そのデザインを作成したクリエイターの全ての作品に遡って見ることができるのはポートフォリオサイトならではですね。
サイトでデザイナーを募集したり、お仕事の相談をしたり…といったお仕事のきっかけにもなりえます。クリエイター向けのSNSといった感じの参考サイトです。
海外のタイポグラフィとグラフィックデザインに特化したポスターデザインの参考サイトです。
ポスターなのでチラシデザインの参考サイトからは外れますが、それぞれ通じる部分もありますので掲載しました。
海外のデザイン会社が運営しているサイトとのことで、洗練されたタイポグラフィとグラフィックデザインが揃っています。
中でも、このサイトでは国毎のタグが振られているため、国際色が豊かなラインナップが見て取れます。
例えば北欧のデザインを探したいときには「sweden」「norway」等の国で絞り込むと、雰囲気がつかめますね。もちろん「Japan」で絞り込むと、対象は少ないですが、日本語のデザインが表示されます。
以上、チラシデザインの参考となる7サイトを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
くれぐれもデザインの盗用には注意して、デザインスキルを上げるために使用していきましょう。
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