SNSやメールなどで新年の挨拶を手軽に済ますことができる時代ですが、企業にとっての年賀状というのは、ビジネスチャンスでもあるので、重要なものです。新年の挨拶はもちろん、新しい関係構築のためにも、年賀状を上手に活用していきましょう。そこで今回は、企業向け年賀状のデザインを作成する際のコツについて、詳しく解説していきます。
企業向けの年賀状は得意先や取引先などに送る場合、枚数がかなり多くなることがあります。部数が少なければ自社で印刷をすることも可能ですが、枚数の多い場合には、かかる時間やコストなどを考えて印刷会社に依頼をする方がおすすめです。では、その場合いつまでに年賀状のデザインを作成しておけば良いのでしょうか。郵便局によると、元旦に年賀状を届けるためには、12月25日までに投函することが理想的とされています。そこから逆算すると、印刷会社に年賀状の印刷を依頼するのであれば、遅くとも12月上旬までにデザインを作成しておくようにしましょう。なお、Vanfuではお年玉付き年賀はがきは9日納期です。12月25日までに投函希望であれば、作成した年賀状の印刷は16日までに依頼しましょう(2017年11月現在)。
では、実際に企業向けの年賀状を作成する場合、どのような部分に気を付ければ良いのでしょうか。具体的なデザイン作成のコツを詳しく見ていきましょう。
プライベートで出す年賀状であれば、個性的なものに仕上げても構いませんが、企業向けの年賀状はあくまでもビジネスの一環として出すものです。誰が受け取っても好意的に感じられるように、奇をてらいすぎたり、カジュアルになりすぎたりすることがないように気を付けましょう。
企業向けの年賀状のデザインを作成する際には、企業のイメージカラーとなる「コーポレートカラー」をメインカラーに使用したり、会社のロゴを入れたりして、ひと目でその会社だと分かるデザインに仕上げることも大切です。
企業向けの年賀状では、新年の挨拶と変わらぬお付き合いをお願いしますが、それに加えて自社商品やイベントなどをさりげなくPRする機会にもなります。
企業向けの年賀状を出す際には、宛先ミスや名前の間違いなどがあると年賀状が届かなかったり、相手に不快な思いをさせてしまったりすることもありますので、宛先、名前、所属部署などは入念にチェックをしておきましょう。また、企業向けの年賀状では、宛名は「縦書き」にするのが一般的なマナーです。ただし、企業のイメージによっては柔らかい雰囲気を出すために意図して横書きにすることもできます。具体的な内容としては、「賀詞」、「旧年中のお礼」、「近況報告や抱負」、「相手の健康や繁栄を願う締めの言葉」の4つを盛り込むように意識しましょう。
上記の内容を参考にして、企業向けの年賀状をデザインしてみましょう。企業向け年賀状の印刷に関するご相談は、Vanfuまでお気軽にお問い合わせください。
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