会社案内や展示会、見積書など、ビジネスシーンではさまざまな場面で資料を作成することがあります。お客様やクライアントに渡す資料の場合には、受け取る側の印象を意識した資料作りが大切です。そこで今回は、資料作成の際に活躍するポケットファイルの活用方法を詳しく解説していきます。
ポケットファイルというのは、会社案内や冊子カタログといった資料を入れるための見開きフォルダーのことで、内側に用紙を差し込むためのポケットがついていることから「ポケットファイル」と呼ばれています。ポケットを両側につけたりマチをつけたりすることも可能で、中に入れる資料の種類や厚みなどによって形状を選ぶことができ、用紙サイズもA4とA5から選べるのが一般的です。ポケットファイルはそれ自体が表紙の役割を果たし、クリアファイルよりもきちんと感があるため、プレゼンなどの重要なシーンでも役立ちます。用紙に穴を開けたり、ホチキスで止めたりする必要もなく、資料準備にかかる手間も軽減してくれるはずです。
では、実際にポケットファイルはどのような用途で使えるのでしょうか。主な利用シーンを詳しく見ていきましょう。
新商品の展示会では、商品説明の書類だけでなく会社案内を一緒に配布することもあります。両サイドにポケットのついたタイプなら、2つの書類をスマートに配布することができます。
合同就職ガイダンスや学校説明会などのように競合が集まる場面では、自社・自校のロゴマークなどが印刷されたポケットファイルに資料を入れて配布することで、差別化を図ることが可能です。
作品集や導入事例のように、印刷物をできるだけ綺麗に見せたい場合、用紙への穴あけが必要な一般的なファイルは不向きです。ポケットファイルなら穴あけ不要のため、作品や印刷物を綺麗な状態で配布することができます。
見積書や企画書など、クライアントに提出する資料は、ただホチキスで止めただけのものだと物足りない印象になってしまいます。いつもの資料をポケットファイルに入れて渡すだけで、きちんと感をアップすることが可能です。
ポケットファイルは用途に応じてさまざまな加工をすることができます。例えば、会社説明会やクライアントと初めて打ち合わせをする際の資料には、内側のポケット部分に名刺を差し込める切り込み加工をしたり、大切な資料を入れる場合には片面PP加工で耐久性を高めたりするのもおすすめです。また、自社・自校のロゴマークや会社情報などを印刷するといった加工も可能です。
上記のように、ポケットファイルはさまざまなシーンで役立つ便利なアイテムです。市販のものも多数ありますが、オリジナリティを追求するのであれば、ぜひ自社のデザインで作ってみてはいかがでしょうか。
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