印刷用語集
欧文書体企画・編集・デザイン
欧文書体は、アルファベットの大文字、小文字、エックスハイトの高さに作られたスモールキャピタル、2文字以上の文字を組み合わせて1つのボディに収めた「2」など9種類ある合字、そして数字、記号類で構成される。欧文組版をおこなうのに必要な同一書体でデザインされ、同じ文字サイズの1そろえ(1セット)をフォント(font)という。
欧文書体は、ボディサイズの内側の基準線であるアセンダーライン(ascender line)とディセンダーライン(descender line)の間でベースライン(base line)に揃うようデザインされる。他にキャップ(キャピタル)ライン(capital line)、ミーンライン(mean line)などの基準線を持つ。また、ミーンラインからベースラインまでの高さをエックスハイト(x-height)といい、小文字のxの字面の高さを指すと同時に小文字全体の高さのデザインの基準としている。同じ文字サイズでもエックスハイトが高ければ文字は大きく見えることになる。
