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印刷用語集

上製本の例。図を参照。

表(おもて)表紙と裏表紙の部分をひらという。この部分に書かれた文字をひらの文字という。

一般に書籍にジャケット(カバー)が付いている場合はデザイン的な要素はジャケットの役割りとなり、表紙は簡潔に作られる。単色で印刷されていることが多く、表表紙には書名のみ、あるいは書名と作者名、出版社名が入るくらいのもので、裏表紙には何も入れないか、出版社名あるいは社のロゴマークが入るくらいである。

書籍にジャケットの付いてない場合は、表紙がジャケットの役割りも持たされるため、デザイン的な要素も盛り込まれ、多色刷りとなるものが多い。裏表紙には、定価や日本図書コード(ISBN)、バーコードなどの記載も加わる。見返しのない雑誌などでは、表(おもて)表紙を表1、その裏側を表2、裏表紙を表4裏表紙の裏側を表3とよぶ。

雑誌の表紙である表1はさらにデザイン性が増してカラー写真やイラストも入り、書名だけでなく内容も分かるよう、特集などの記事タイトルも一緒に載せられる。

表2、表3、表4はもっとも高額の広告スペースとして宣伝に利用される。裏表紙でもある表4には背側に雑誌名、発行日、○巻○号、編集人、発行人、出版社住所連絡先、定価が印刷され、罫下(けした)側に雑誌コード、印刷所、バーコードなどの情報が印刷される。

また表2の隣りのページを見返し1または表2対向といい、表3の隣りを見返し2または表3対向という。背ひらを除いた本の綴じられた側の部分を背という。この部分に書かれた文字を背文字という。背文字には、書名、シリーズ名、著者名、出版社名あるいは社のロゴマークが入るのが一般的である。

※束見本(つかみほん)の作成 表紙やカバーをデザインするには、本の仕上がりサイズだけでなく背の幅も知る必要がある。この背幅を知るために作成するのが束見本であり、実際に使用する予定の紙を使って、仕上がり通りのサンプルを作成する。中は何も印刷されていない白紙だが、仕上がりイメージの確認と束、つまり本文の背幅を確認するものである。