コントロールストリップ 【印刷用語集】|ネット印刷通販 バンフーオンラインショップ

印刷用語集

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コントロールストリッププリプレス/制作、製版、刷版



刷版を作成する際、版面の外、印刷スペースの端にコントロールストリップを付ける。印刷の刷り出し時に分光光度計を内蔵している印刷品質管理装置の測定ヘッドで、コントロールストリップをスキャンし読み取ることで、色を数値情報にする。濃度、トラッピング、グレーバランスなどの分光特性を測定し、必要に応じて基準値に対する補正値を算出することができる。印刷物の色を人の見た目だけで判断せず、数値情報を元にコンピュータがインキの供給量を制御し補正することにより、印刷の色をコントロールし標準化することができる。

近年はイメージコントロール(ハイデルベルグ社の商標)のように、印刷物の絵柄全面を高解像度でスキャンして測定をおこない、コントロールストリップがなくても正確な色補正が可能な印刷品質管理装置も登場している。
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