注文主側から包装形態についても指定がある。完全包装であるキャラメル包装、帯掛け包装、段ボール梱包などの箱詰め、袋詰め、フィルム包装など包装形態はいろいろある。
また、1梱包に包装される個数(冊数)や、本の積み重ね方も切り違えか一方積みかの指示があり、さらに包装の表に内容物(商品)の品名や個数(冊数)を表示することも求められる。注文主より手書きの指定や、ラベルが支給されることもある。
注文主からの指示だけでは不十分で作業時のミスやトラブルの原因となることもあるので、受注側でも納品後の利用状況や目的の正確な情報を注文主から得ておき、適切な梱包方法で対処できるようにする。製本工程では包装の機械化が遅れていたが、近年は機械導入が増加している。