ベタ濃度 【印刷用語集】

印刷用語集

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ベタ濃度印刷資材



ベタとは、インキが一定の面積全面に刷られている状態を指す。ベタ濃度とは、インキがベタッと紙に着いている状態の濃さを数値で表したものである。この場合の濃度は反射濃度であり、白色光がインキに当たり光の波長がどれだけ吸収されるかという度合いである。まったく吸収せず全て反射したら濃度0ということになり、吸収の度合いが高くなれば反射光は少なくなり濃度値も高くなる。分光光度計という機器を使って測定するが、カラーポジフィルムでおおよそ濃度3、印刷物では2以下である。

この濃度とインキ膜厚(紙の上に乗ったインキの厚みのこと)は比例し、インキ膜厚が厚いほど光の吸収力が高まるのでインキ濃度も高くなる。これを印刷では、インキを盛ると表現する。インキ膜厚でベタ濃度をコントロールするといっても限界があり、薄すぎても厚すぎても刷りにくくなり、印刷トラブルの要因となってしまう。一般的にはプロセスカラー印刷のインキ膜厚は、0.8μmから1.3μmの間が基本とされているが、ベタ濃度は、各印刷会社、各インキの種類ごとに独自の基準濃度値が決まっている。
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