フィルムが本や印刷物をパッケージする時、内部の空気を抜きながら内容物を密閉する方法が真空包装である。本や紙をフィルム包装した場合は内部は真空にはならないが、外部に比べて気圧が低い状態でシールすることにより密着度が増す。剥いだ包装フィルムの廃棄は一般ゴミと一緒にはできないのが難点である。
また、パレットに積んだ刷り本や折り丁、完成本をロール状フィルムでラップを巻くようにぐるぐると巻き上げる梱包方法もフィルム包装とよばれる。パレットごと巻き上げることで、荷崩れを防ぎ、折り丁や完成本の水濡れを防ぐためにおこなわれる。