そのため、製版工程で印刷機にかける用紙のサイズに合わせて、16ページ単位、あるいは8ページ単位や4ページ単位で、折り丁のページ順通りとなるようにページを配置する作業がおこなわれる。これを面付けという。
基本的な面付けの方法は製本の綴じ仕様によって異なる。現在主流は、中綴じとそれ以外(平綴じ、無線綴じ、あじろ綴じ、糸かがり綴じ)の2種類に大別できる。
平綴じ、無線綴じ、あじろ綴じ、糸かがり綴じの仕様の場合は、折り丁を1折り、2折り、3折りと順番に列べる方法をとる。従って1折りには1ページ目から16ページ目までが面付けされ、2折りには17ページ目から32ページ目までが面付けされ、3折りには33ページ目から48ページ目までが面付けされる。