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印刷用語集

書体(和文書体)

文字の骨格である字体に、視覚的な特徴となって現れる統一されたデザインを与え、スタイルを体系化し具現化したものが書体である。タイプフェイスともいう。

大きく明朝体とゴシック体に分けられる。そして手書き文字のスタイルに基づいた楷書体、草書体、行書体、さらに各活字や写植メーカーごとに開発された独自の書体が多数ある。それぞれデザイン的に統一された形状をしている文字群を形成しており、これを1書体としている。

さらに同じ明朝体でも細明朝体、中明朝体、太明朝体のようにデザイン的には同系列であってもウェイトつまり太さが違えば別書体としている。漢字とかな文字は基本的にセットで存在するが、書体によってはかな文字だけデザインを変えて別書体を作っているものもある。かな文字を大きめにデザインした「大かな」と、小さめにデザインした「小かな」のような違いや、アンチック体のように基本かなに差し替えて使うものなどがある。

また、これらの本文書体とは別に、見出しや広告などに使われる勘亭流などのディスプレイに使う書体があり、歌舞伎や寄席などで使われる江戸文字もディスプレイ書体の一種となる。

DTPでは、字形をデジタルデータ化して記憶媒体に格納したものをフォントといい、書体とほぼ同じ意味でフォントという用語が使われている。