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ポケットファイルにチラシは何枚入る?紙の厚さ別に実際に試してみました

「このポケットファイルに、チラシを○枚入れたいのですが、入りますか?」

以前、お客様からこんなご質問をいただいたことがあります。そのときはコピー用紙を使って実際に枚数を入れ、収まり具合を確認しました。でも、チラシに使う紙の厚さはさまざまです。同じ10枚、20枚でも、紙の厚さが変われば収まり方も変わるはず。

そこで今回は、バンフーでご依頼いただくことの多い片ポケットタイプのポケットファイルに、厚さの異なる用紙を実際に入れて、「何枚くらいまで入るのか?」を確かめてみました。

ただ入ればOKではなく、ファイルが浮いたり形が崩れたりしないか、きれいに使えるかも見ながら検証していきます。

検証した紙ポケットファイルはこちら

今回使用したのは、バンフーでご依頼いただくことの多い、A4サイズ対応の片ポケットタイプのポケットファイルです。用紙はマットカード四六220kgで作られているものを用意しました。
こちらの紙ポケットファイルにチラシが何枚入るかを検証しました。

名刺切込も追加可能で、他社にも類似商品はありますが、「この形が良いから」という理由でお選びいただくこともある商品です!

中に入れる用紙は、次の4種類の斤量(四六換算)を用意しました。
・70kg
・90kg
・110kg
・135kg

いずれもA4サイズです。

お急ぎの方へ。まずは検証結果です

お急ぎの方向けに、先に結果からお伝えします。

今回のポケットファイルに、四六70kg・90kg・110kg・135kgの用紙を入れてみたところ、きれいに収まりやすかった枚数の目安は次のようになりました。

用紙の斤量
(四六)

◎きれいに収まる目安

△多めに入れると…

135kg

10枚程度

15枚では表紙が浮き、上部から用紙がはみ出す

110kg

15枚程度

20枚ではファイルの形崩れが見られる

90kg

20枚程度

25枚ではファイルの表紙が浮いてくる

70kg

25枚程度

30枚ではファイル上部から用紙が飛び出し、角折れも発生

※今回使用したポケットファイル・用紙での検証結果です。用紙の銘柄や状態などによっても収まり方は異なるため、目安としてご覧ください。

結果だけ知りたい方は、まずはこちらを目安にしていただければと思います。
ただ、実際に試してみると、単純に「入ったかどうか」だけでは判断しにくいことも分かりました。
ここからは、厚い紙から順番に枚数を増やしながら試した様子をご紹介します。

一番厚い135kgから試してみます

まずは、今回用意した中で一番厚い135kgから。

5枚を入れてみると、かなり余裕があります。

横から見ても、ポケットが膨らむことなく、表紙はきれいに閉じています。

続いて10枚。

こちらも問題なく収まりました。

横から見ても問題なし。

では15枚ではどうでしょうか。

入れること自体はできましたが、ここから少し様子が変わりました。

横から見ると、ポケットが膨らんだ影響で、表紙が浮いています。

チラシがポケットに収まらずに、ファイル上部にはみ出してきています。

さらに20枚まで増やしてみましたが、これはかなり窮屈。

横から見るとファイルの表紙が浮いています。

きれいに使うことを考えると、おすすめしにくい状態でした。

15枚では少し多く、10枚なら余裕がある。

その間も確認してみたところ、今回のファイルでは13枚前後が「少し多めに入れたい場合」の境目になりそうでした。

横面から見ても13枚は表紙が浮く前のギリギリ。

ただ、余裕を持ってきれいに使うなら、135kgは10枚程度をひとつの目安にするのがよさそうです。

110kgでは何枚入る?

次は少し薄くして、110kgです。

枚数を増やしていくと、15枚あたりからギリギリ感が出てきました。

横から見ても許容範囲と思われます。

20枚も入れること自体はできましたが、ファイルの形が崩れてきました。
ポケットが浮き始めています。

ポケットが浮く影響で表紙もきれいに閉じません。

135kgと比べると入る枚数は増えましたが、きれいに収めることを考えると15枚程度が目安になりそうです。

90kgなら20枚でも大丈夫

続いて90kg。

15枚は問題なく収まりました。

20枚まで増やしてみても、まだきれいに収まっています。

横から見ても浮きは気になりません。

ところが25枚になると、ポケットの浮きが目立つようになりました。

横から見ても、表紙が浮いているのが分かります。

今回の検証では、90kgなら20枚程度までが使いやすそうです。

一番薄い70kgはどこまで入る?

最後は70kgです。

20枚は問題なく収まりました。

さらに25枚。

少し枚数は多くなってきましたが、今回の検証ではまだ収めることができました。

閉じてもキレイです。

そこで30枚にも挑戦してみます。

入らないわけではありません。

ただ、ポケットの上部はかなりギリギリです。
(白いファイルに白い紙を入れたことにより、見にくくなってしまって申し訳ございません)

さらに今回は、写真を撮るために用紙をきれいに揃え、角が引っ掛からないよう慎重にセットしていたのですが、それでもポケット内側で用紙の角が折れてしまいました。

「入った」というだけなら30枚とも言えそうですが、きれいに使うことまで考えると、25枚程度までにしておく方がよさそうです。

「入る枚数」=「おすすめ枚数」ではない?

今回実際に試してみて感じたのが、

「入る」と「無理なくきれいに使える」は、少し違う

ということでした。

たとえば135kgは15枚でも入りますし、70kgも30枚を収めること自体はできました。
ただ、枚数が増えるにつれてファイルが浮いたり、ポケットの上部がきつくなったり、用紙の角が折れたりします。

そしてもうひとつ注意したいのが、今回の検証では、1部ずつかなり丁寧にセットしているということです。
実際の案件では、数十部、数百部と資料をセットすることもあります。
そうしたアッセンブリ作業では、今回の検証のように1部ずつ時間をかけて慎重に入れることが難しい場合もあります。

「何とか入る枚数」ギリギリまで詰めるよりも、作業のしやすさまで考えて少し余裕を持たせておく方が安心です。

入れたい資料が収まらなかったら?

では、
「入れたい資料の枚数は決まっているけれど、このままだときつそう」
という場合はどうすればいいのでしょうか。
ポケットファイルを諦める前に、いくつか考えられる方法があります。

✔ 紙を少し薄くする
今回の検証でも、紙が薄くなるにつれて、きれいに収まる枚数は増えていきました。
すべての資料を同じ厚さにする必要がなければ、表紙になる資料は厚めにして、中に入れるチラシは少し薄くする、といった組み合わせも考えられます。

✔ 両ポケットタイプに分ける
資料の種類が複数ある場合は、左右にポケットがあるタイプに分けて収納する方法もあります。
たとえば「会社案内」と「商品資料」など、内容ごとに分けると、受け取った方も資料を確認しやすくなります。

✔ 中に入れる資料の天地を調整する
今回検証している中では、枚数そのものよりも「ポケットの上部がきつい」と感じるケースもありました。
こうした場合には、A4サイズ(天地297mm)の資料を少し短くすることで、収まりやすくなる可能性もあります。
※今回は実際に天地を変更した用紙での検証は行っていません。

✔ マチ付きのポケットファイルを検討する
入れる資料そのものに厚みがある場合は、マチ付きのポケットファイルも選択肢になります。
ただし、「たくさん入るならマチ付きにすればいい」とは限りません。
マチがある分、保管するときにかさばりやすく、中身が少ない場合にはポケット部分の形が安定しにくいこともあります。
また、必要なマチ幅は入れるものによって変わります。

何を何枚入れたいのか、どのように保管・配布するのかまで含めて仕様を考えるのがおすすめです。

まとめ|「○kgのチラシを○枚入れたい」からでもご相談ください

今回は、片ポケットタイプのポケットファイルに70kg・90kg・110kg・135kgの用紙を入れ、何枚くらいまできれいに収まるのかを試してみました。

検証前は「何枚入るか」が分かれば答えが出ると思っていましたが、実際に試してみると、同じ「入る」でも状態にはかなり違いがありました。

ファイルの見た目はもちろん、資料の入れやすさや、実際に何十部・何百部とセットするときの作業性まで考えると、少し余裕を持った枚数で設計するのがよさそうです。

「この紙で○枚入れたい」
「会社案内とチラシをまとめて入れたい」
「入れたいものは決まっているけれど、どんなファイルにすればいいか分からない」

そんな段階からでも大丈夫です。

入れる資料の枚数や紙の厚さ、配布方法などを伺いながら、使い方に合った仕様を一緒に考えます。

よっしー
よっしー
バンフーで営業・BtoBサイト運営を担当。営業として長年お客様の印刷物づくりに携わり、お客様から寄せられるご相談や現場への取材・検証をもとに、印刷や販促にまつわる情報を発信しています。