
営業に相談する?通販で注文する? バンフーの3つの窓口の選び方ガイド
「営業と通販って、何が違うんですか?」
「同じ会社なのに、どうして通販の方が安いんですか?」
営業をしていると、お客様からこうしたご質問をいただくことがあります。たしかに、初めてご利用いただく方にとっては分かりにくいところだと思います。
バンフーには、営業・通販・店舗という複数の窓口がありますが、それぞれ得意な進め方があります。
私はこれまで、外勤営業、店長としての店舗運営、通販、そして再び外勤営業と、バンフーが持つ3つの窓口に関わってきました。
その中で感じたのは、「どの窓口が一番いいか」ではなく、「案件に合った窓口を選ぶこと」が大切だということです。
この記事では、お客様からよくいただく質問にお答えしながら、バンフーの3つの窓口の使い分けをご紹介します。
目次[非表示]
Q1. 同じ会社なのに、どうして通販の方が安いのですか?
通販の方がお安くなるケースが多いのは、規格化された商品を効率よく生産できる仕組みがあるためです。
通販では、商品や仕様があらかじめ整理されており、お客様ご自身でサイズ・用紙・部数などを選んでご注文いただけます。
Web上で注文から入稿まで進められるため、営業が個別に仕様を組み立てる案件よりも、効率的に進行しやすい仕組みになっています。
そのため、たとえば次のような案件では、通販がおすすめになることがあります。
・仕様が決まっているチラシ
・色校正やデータ修正が不要なポスター
・同じデータで印刷する名刺や封筒
・金額をできるだけ抑えたい案件
・発注履歴や承認フローをWeb上で管理したい案件
(通販ではマイページで注文状況を振り返ることが可能です。一部の機能は契約企業様限定となります。)
これは、品質を落としているという意味ではありません。
仕組みとして効率よく進められるため、価格を抑えやすくなっています。
営業でも、内容によっては「今回は通販の方がお得に進められそうです」とご案内することがあります。
Q2. では、営業に相談した方がいいのはどんな時ですか?
営業は、印刷物を手配するだけではなく、お客様の案件全体を見ながら進め方をご提案する窓口です。
印刷物だけでなく、その前後の工程や運用まで含めて考え、お客様が実現したいことに合わせて、どんな進め方がよいかを一緒に考えます。
たとえば、次のような場合は営業へのご相談がおすすめです。
・前回と色を合わせたい
・色校正や本機校正を検討したい
・データや仕様に不安がある
・複数の印刷物をまとめて作りたい
・展示会やイベントのツールをまとめて相談したい
・全国発送や仕分け発送がある
・内職、アッセンブリ、保管まで相談したい
・訪問での打ち合わせを希望される場合
・請求処理や社内システムに合わせた対応が必要
・金額規模が大きく、事前調整が必要
通販は、仕様が決まっている案件を効率よく進めるのが得意です。
一方で営業は、「何を作るか」だけでなく、「何を実現したいのか」まで伺い、その目的に合わせた進め方をご提案します。
たとえば、同じチラシでも、
・とにかく安く、単発で印刷したい
・今後も増刷があり、毎回色を合わせたい
・印刷後にポスティングや封入作業も必要
・複数拠点へ仕分けて送りたい
では、ご提案する進め方が変わります。
Q3. 店舗に相談するのが向いているのはどんな時ですか?
店舗は、印刷のプロに対面で相談しながら、実物を見て進められる窓口です。
営業時間内であれば店舗スタッフが常駐しているため、予約がなくても立ち寄って相談しやすいのも店舗ならではの特徴です。思い立ったタイミングで、その場で相談を進められます。
営業はお客様のもとへ伺ってご相談をお受けしますが、店舗では、お客様のタイミングでご来店いただき、その場で実物を見ながら相談できます。
ショールームには、紙や印刷物はもちろん、ウェアやノベルティなど、さまざまな実物サンプルを展示しています。実際に見比べながら相談すると、思ってもいなかった商品が候補に挙がることもあります。定期的に展示内容も変わるため、「こんなものも作れるんだ」と新しい発見につながることもあります。
例えば、次のような場合は店舗がおすすめです。
・印刷のプロに対面で相談したい
・紙やサンプルを見ながら仕様を決めたい
・ウェアやノベルティなど、実物を見比べながら検討したい
・データ制作から相談したい
・自分のタイミングで来店して相談したい
・「何を作るか」から相談したい
・思いつかなかった商品の提案も聞いてみたい
大きい案件だから営業、小さい案件だから店舗、という単純な分け方ではありません。
実物を見ながら相談したい方や、対面で一緒に考えながら進めたい方は、店舗がおすすめです。
Q4. 通販で進めていた案件を、途中で営業に相談してもいいですか?
はい、ご相談いただいて大丈夫です。
ただし、通販で進行中の案件については、まず通販のカスタマーサポートへご連絡いただいた方が早い場合もあります。進行状況や入稿データの確認などは、通販側が一番正確に把握しているためです。
一方で、次のような場合は営業へご相談いただくことで、進め方を整理しやすくなることがあります。
・データ不備などで何度も進行が止まっている
・今後も同じような案件を継続的に発注する予定がある
・色や仕上がりへのこだわりがある
・通販のラインナップ外の仕様を相談したい
・追加で別のツールも作りたい
・発送、保管、アッセンブリなども相談したい
・訪問して説明してほしい
通販でご注文いただいた案件でも、内容によっては営業が入った方がスムーズなことがあります。
反対に、営業へご相談いただいた案件でも、通販の方がメリットが大きい場合は通販をご案内することがあります。
Q5. 営業から通販を案内されることもあるのですか?
あります。
営業にご相談いただいた案件でも、内容によっては通販をご案内することがあります。
たとえば、
・一般的なチラシ
・単発のポスター
・校正が不要な案件
・仕様がはっきり決まっている案件
・金額を重視したい案件
・本部で各拠点の発注状況を管理したい案件
などは、通販の方が便利な場合があります。
また、デザイン制作だけ営業でお受けし、印刷は通販へご入稿いただくような進め方もあります。通販で印刷したチラシを、営業側でポスティングやアッセンブリにつなげることもあります。
営業か通販かを完全に分けるのではなく、案件に合わせて組み合わせることもできます。
Q6. 逆に、通販から営業につながるのはどんな時ですか?
通販でご相談いただいた内容でも、営業にご案内した方がよいケースがあります。
たとえば、
・急ぎで細かな調整が必要
・通販のラインナップ外の仕様
・色にこだわりがある
・大ロット
・複数種類の印刷物がある
・請求処理や書類対応が特殊
・訪問や現地確認を希望される
・「他にどんなものが作れるか見たい」というご相談がある
このような場合は、営業が入ることで、印刷物単体ではなく案件全体を整理しやすくなります。
Q7. 迷った時は、どこに相談すればいいですか?
迷った時は、まずは相談しやすい窓口へご連絡ください。
営業でも、通販でも、店舗でも大丈夫です。
内容を伺ったうえで、通販の方がスムーズな場合、営業が入った方が安心な場合、店舗で実物を見ながら相談した方がよい場合など、案件に合わせてご案内します。
私は、お客様にとって大切なのは、最初から正解の窓口を選ぶことではなく、案件に合った進め方で進められることだと思っています。
相談先を選ぶときの目安
営業・通販・店舗にはそれぞれ得意な進め方がありますが、役割が完全に分かれているわけではありません。
どの窓口でもご相談をお受けしていますが、「どのように相談したいか」「どのように進めたいか」によって、ご案内する窓口が変わることもあります。
ここでは、よくあるケースを目安としてまとめました。実際には案件内容によって最適な進め方が異なりますので、参考としてご覧ください。
相談内容 | まず相談するなら |
仕様が決まっていて、価格を抑えて印刷したい | 通販 |
同じデータで継続的に発注したい | 通販 |
発注履歴や承認フローをWeb上で管理したい | 通販 |
色や仕上がりについて相談しながら進めたい | 営業 |
展示会やイベントなど、複数のツールをまとめて相談したい | 営業 |
発送・保管・アッセンブリまでまとめて相談したい | 営業 |
訪問で打ち合わせをしながら進めたい | 営業 |
実物を見ながら相談したい | 店舗 |
商品サンプルを見比べながら検討したい | 店舗 |
印刷のプロに対面で相談したい | 店舗 |
ご自身のタイミングで来店して相談したい | 店舗 |
3つの窓口を経験して、私が感じたこと
私はこれまで、外勤営業、店長、通販、そして再び外勤営業を経験してきました。
営業だった頃は、通販に対して
「安く印刷できる窓口」
「できることがある程度決まっている窓口」
という印象がありました。
でも実際に通販に関わってみると、その印象は変わりました。
通販には、便利な機能がいろいろあります。お客様自身が確認できる注文履歴が残ることで、過去の発注内容を確認しやすかったり、マイページで管理しやすかったり、継続的な発注に向いた仕組みもあります。
「決まったものを売るだけ」ではなく、お客様が使いやすいように考えられている部分が多いと感じました。
通販に関わってみると、効率よく進められる仕組みだからこそ、個別の調整や複雑なご相談には限界がある場合があります。
営業に戻ってから改めて感じたのは、営業は印刷物を売るだけではなく、お客様の案件をどう進めると一番スムーズかを考える仕事だということです。
店舗は、さまざまな実物を見ながら相談できるため、仕上がりのイメージを膨らませたい時や、その場で相談しながら決めたい時に向いています。
それぞれに良さがあり、向いている案件があります。
窓口の役割は、完全に分かれているわけではありません
ここまで、営業・通販・店舗それぞれに向いているケースをご紹介しましたが、これはあくまで目安です。実際には、3つの窓口の役割が完全に分かれているわけではありません。
どの窓口も、「お客様にとって一番いい進め方を考えたい」という気持ちは同じです。違うのは、その提案の仕方です。
営業は、お客様の現場や案件全体を見ながら提案します。
通販は、便利な仕組みを活用しながら、効率よく進められる方法をご案内します。
店舗は、実物を見ながら対話することで、新しいアイデアにつながるご提案をします。
だからこそ、対応できる領域が重なることもありますし、営業から通販をご案内することもあれば、通販や店舗から営業につながることもあります。
どの窓口へご相談いただいても、お客様にとって進めやすい方法を一緒に考えながらご案内します。
まとめ:どの窓口からでも、お気軽にご相談ください
営業・通販・店舗には、それぞれ得意な進め方があります。
この記事では違いや目安をご紹介しましたが、実際には窓口同士で連携しながら進めることも少なくありません。
「これは営業かな?」
「通販で頼めるかな?」
「店舗で相談した方がいいかな?」
そんな時は、まずは相談しやすい窓口へお声がけください。
内容を伺いながら、お客様の案件に合った進め方を一緒に考えます。

