第7回バンフー学生トートバッグデザインコンテスト

結果発表

HAL名古屋

青山音々さん

※画像をクリックすると作者と審査員のコメントがご覧いただけます。

作者のコメント

好きという感情は宝ものであり、すべての原動力だと思います。なので、人に限らず何かに対して「恋に"落ちる"瞬間」を描いてみました。

審査員（針谷誠児氏）

ふいに惹かれ、抗えず、気づけば心の中で大切な存在になっている。そんな想いが、勢いよくハートを射抜かれ、落ちる動きとともによくデザインされている作品だと感じました。このトートバックに物を入れる度、自分にとって、本当に必要な物なのか？も感じさせてくれそうで素敵です。

HAL名古屋

牧原あゆさん

作者のコメント

私にとっての宝物は「毎日」です。なので日々をイメージして月の満ち欠けで毎日を表しました。移り行く日々を感じられる毎日が宝物になるそんなイメージでこのトートバッグをデザインしました。

審査員（小磯竜也氏）

「考えるより先に一目見て心が動くか」というのがビジュアルアートの根幹だと思います。この作品を見たときにまず反射的に「きれい！」と思い、あとからコンセプトを読んで【移り行く日々＝宝物】というテーマだと知りました。日常の風景や思い出のワンシーンを描くのではなく、月の満ち欠けで【日々】を表現したセンスも最高です。何より、日常で使うアイテムに印刷されることを前提に見たときの馴染み方が良く、意外性と共感性のバランスが取れている作品だと思いました。

桜美林大学

大山沙羅さん

作者のコメント

私の宝物は、友達や家族、感情、そして食べ物。これらは私にとって、生きる上で欠かせない大切なものです。この作品は、その4つをテーマに作りました。この写真は、一見何気ない日常のひとコマに見えるかもしれませんが、私にとっては宝物のような一枚です。写真だけでなく、文字や形を使うことで、自分の好みを反映させたデザインを作り上げました。

審査員（荒金知乃氏）

何気ない日常を切り取り、情緒的にまとめられていてとてもセンスが良いと感じました。デザイン面では、写真の自然光の雰囲気、色の調和、タイポグラフィ、そして全体のまとめ方が素晴らしく、穏やかで楽しい空気感と日常が宝物であるという感性が伝わってきます。この素晴らしいバッグをぜひお友達にもシェアして皆さんの宝物となることを願っています！

セント・メリーズ・インターナショナルスクール

石塚錬さん

作者のコメント

ぼくにとっての宝物は、6才はなれた2才の妹です。いつもぼくのまねをしてとてもかわいいです。妹はバレエが大好きで、楽しそうにおどっているすがたがきれいだと思って描きました！すぐ大きくなってしまう妹のいっしゅんを切り取った作品です。

審査員（髙橋一氏）

他の作品とは違う何かをビビット感じ取りました。コメントを読んで納得、兄の大きな愛情なのでしたね。　大事なものを入れる大切なトートバッグとなることでしょうね。

HAL名古屋

加藤舞子さん

作者のコメント

私はこの作品を通して、1番の宝物は「自分自身」である事を伝えたくてデザインしました!大人になればなるほど周りが見えるようになり、社会を生きていく中で、自分を犠牲にして生きていくことが増えると思います。そんな時このトートバックを見て、一度深呼吸をして「自分」を少しでも見つめる時間が作れたらいいなと言う思いを込めて制作しました。作品にちょっとしたインパクトを加えたくて純粋な子供で制作しました！

審査員（高井学氏）

子供を描いている絵のタッチが他の作品とは違う世界観を持っていて、審査員賞に選出させていただきました。外国を感じるようなタッチに、しかし、日本のパトカーや刀のおもちゃといった日本らしさを含んでいる点が、程よい違和感と共に作者のセンスを感じさせる良い作品だと思います。

群馬県立前橋東高等学校

森田大希さん

作者のコメント

宝物と聞いて真っ先に思いついたのは「サッカー」でした。また「車」も好きなので、その両方をかけ合わせました。タイヤをサッカーボールにして車のデザインや色合いを本校のサッカー部のユニフォームに沿って描きました。左上と右下にあるⅮとⅯは自分のイニシャルを好きな野球とアニメをモチーフに取り入れました。すきを詰め込んで宝物にしました。

審査員（小磯竜也氏）

きっと宝物というお題を聞いて【サッカー】と【車】がすぐに思い浮かんだんだろうと思うのですが、その二つの組み合わせ方がオリジナリティ溢れ過ぎててすごいです。しかも細部まで抜かりなく全てのパーツにこだわりが詰め込まれていて、絵の中に「無くてもいい部分」が一つもありません。イニシャルの形の作り方も独特で見ていて楽しいです。そしてやはり、トートバッグに印刷されたところを想像した時に「絶対可愛いだろうな〜」と思ったのが選出の決め手です。配色のセンスもめちゃくちゃ良いです。

筑紫野市立二日市中学校

西村ゆうさん

作者のコメント

宝物を大切に思う気持ちが、作品を通してたくさんの人に伝わるよう、心をこめて描きました。私の大切な宝物がトートバッグとして形に残ったらいいなと思いながら作成しました。

審査員（風見真理子氏）

今回のテーマ「宝もの」に合ったコンセプト・作品だと思い選ばせて頂きました。「宝もの・大切なものはコレクションしたくなる」という気持ちが湧いてくる絵だと思いました。色、テクスチャ、手描きの文字が素朴で温かみのある描写で、トートバッグのデザインとしても魅力的に感じました。

子供ファッションデザイン教室白金中目黒校

石井沙奈さん

作者のコメント

本を読む時間本が大好きで本にまみれた空間が私の宝物。トートバックに本を入れてお出かけしたいです！

審査員（荒金知乃氏）

絵がとてもかわいらしく、色の組み合わせもセンスが良いですね。物としての宝物も素晴らしいですが「本を読む時間」や「本に囲まれた空間」を宝物と表現する感性はとても素敵で、多くの方に共感されるのではないでしょうか。自分の世界に深く没入し、本の中を泳いでいるような絵もまた素晴らしいです。私もこのバッグに本を入れて出かけたいと思いました！

ものづくり教室みずたま

杉田乃唯さん

作者のコメント

やっぱり色んなものを見て感じられる自分が一番の宝物だと思って描きました！

審査員（針谷誠児氏）

「宝もの」をモノや記憶としてではなく、自身の感覚に意識を向けた表現に、本質的な価値の捉え方を感じました。日常に埋もれがちな「感じる」という力そのものを宝とする姿勢は、誰にとっても本来あるべき大切な感受性を思い出させてくれます。

※画像をクリックすると作者と審査員のコメントがご覧いただけます。

東原小学校

山田かりんさん

作者のコメント

私は馬が大好きです。馬を見るのも、触るのも、乗るのも、描くのも、作るのも、遊ぶのも大好きです。だから、こんなカバンを持ちたいなと思って、お気に入りの馬の人形を見ながら描きました。

静岡県立清水南高等学校

阿部眞夕さん

作者のコメント

私にとっての宝物はクリームソーダです。疲れたとき、手持ちぶたさなときに飲みたくなります。キラキラした宝石のような緑、ワンポイントのさくらんぼの赤がとても大好きです。

嵯峨美術大学

山口陽花さん

作者のコメント

私の宝物は一人の時間です。その時間の中でも特にスマホで動画を見ているときが宝物だと感じています。スマホに集中して周りや自分の手すらも気にならなくなるような感覚がすごく不思議でありながらも心地良いので、その感覚を自分の手を描かず切り抜くことで表現しました。スマホの中だけが色付くような感覚も印象的なので、黒、オレンジ、緑のハッキリとした色彩で表現しました。

こども絵画教室アトリエゲシュタルト

アボット梨里さん

作者のコメント

飼っている犬を描きました。

新潟デザイン専門学校

曽我美織さん

作者のコメント

私にとっての宝物とは「記憶」や「思い出」といったものです。スノードームにノスタルジックな状景をデザインし、「思い出を閉じ込める」というコンセプトで制作に取り組みました。

大阪芸術大学附属美術専門学校

芳本梨央さん

作者のコメント

幼少期に家族と動物園で見たエボシカメレオンに一目惚れし、その時の思い出を絵に残し、いつでもあの頃の感動を鮮明に思い出せるよう絵に残しました。またカメレオンの他に動物園でいたヒョウモントカゲモドキやカエルが隠れています。ぜひ見つけてみてください

東洋美術学校

小林龍太郎さん

作者のコメント

自分にとっての宝ものは、輝く宝石ではなく、友達との何気ない日常のような身近な存在です。ビジュアルでは、宝探しをする青年たちが宝箱を見つけるも中身は空。しかし、本当の宝ものはそばにいる仲間や共に過ごした時間であることを、青年たちの姿をカラフルにすることで表現しました。色とりどりに描くことで、仲間との思い出の輝きや大切さを際立たせ、何気ない日常こそがかけがえのない宝ものであることを伝えています。

アトリエセラセラこども絵画教室

西㙒葵生さん

作者のコメント

僕の宝物は、恐竜のぬいぐるみです。とても強そうで、でも可愛くて、大切にしています。長いしっぽが紙に入りきれなかったのが残念です。裏に描けば良かったかな。

こども絵画教室アトリエゲシュタルト

長堂晏千さん

作者のコメント

ドッヂボールで最後の1人になったときの気持ちを書きました。

尚美学園大学

鐘本悠翔さん

作者のコメント

ピンポン玉のように頭に思い出が入っていく少年をつくりました。

※画像をクリックすると作者のコメントがご覧いただけます。

審査員 - 総評 -

髙橋一氏

多くの作品の応募ありがとうございました。今年は今までとは少し選ばれた作品が違う傾向となりました。トートバッグの特性である外に持ち歩くことの状況で自分の想いと公共性とのバランスの中で、テーマをいかにオリジナリティあるデザインに落とし込めたか。審査員全員で全作品に向き合いながら選考しました。その結果写真の作品が初めて優秀賞に選ばれたこともコンテストの新しい一面となりました。

結果発表

HAL名古屋

青山 音々 さん

HAL名古屋

牧原 あゆ さん

桜美林大学

大山 沙羅 さん

セント・メリーズ・インターナショナルスクール

石塚 錬 さん

HAL名古屋

加藤 舞子 さん

群馬県立前橋東高等学校

森田 大希 さん

筑紫野市立二日市中学校

西村 ゆう さん

子供ファッションデザイン教室白金 中目黒校

石井 沙奈 さん

ものづくり教室みずたま

杉田 乃唯 さん

東原小学校

山田 かりん さん

静岡県立清水南高等学校

阿部 眞夕 さん

嵯峨美術大学

山口 陽花 さん

こども絵画教室 アトリエ ゲシュタルト

アボット 梨里 さん

新潟デザイン専門学校

曽我 美織 さん

大阪芸術大学附属美術専門学校

芳本 梨央 さん

東洋美術学校

小林 龍太郎 さん

アトリエセラセラこども絵画教室

西㙒 葵生 さん

こども絵画教室 アトリエ ゲシュタルト

長堂 晏千 さん

尚美学園大学

鐘本 悠翔 さん

審査員 - 総評 -

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芳本梨央さん

小林龍太郎さん

西㙒葵生さん

こども絵画教室アトリエゲシュタルト

長堂晏千さん

鐘本悠翔さん