第15回 バンフー 年賀状デザインコンテスト

結果発表

スヨンさん

※画像をクリックすると作者と審査員のコメントがご覧いただけます。

作者のコメント

上から見てみると…もしかしたら鏡餅がヘビになってたりして。そんな想像をしながら描いてみました！赤と青の組み合わせで、お正月らしくめでたくポップに仕上げました。

審査員（藤田樹氏）

巳年ということで「へび」のモチーフが多い中、斬新な構図とビビッドなカラーで「へび」を大胆に表現してくださいました。おミカンを抱き込んでいるようにも見えるところも可愛いですね。配色のバランス、デフォルメの具合、細部の丁寧さ、どこをとってもオリジナリティのある作品でした。ハッピーな新年を迎えられそうです。

shu さん

作者のコメント

「神様の化身」や「神様の使い」と言われ、幸運を呼ぶ存在として知られている白蛇が富士山の周りをゆっくりと、平仮名の「へび」の文字形に泳いでいます。どことなく富士山も笑顔に見え、予測不能な楽しいことが起こりそうな予感のするデザインにしました。

審査員（大河原健太氏）

すごくシンプルで、それ故に心を惹かれるデザインです。無駄な要素がなく、かといって物足りなさもない。そのさじ加減が難しいところですが、卓越したバランス感覚によって見事に魅力的なデザインに昇華しています。

渡辺雪乃さん

作者のコメント

伊達巻の中に、へびを見ました。

審査員（中山貴夫氏）

応募作品では鏡餅に擬態するヘビのデザインが多い中で、モチーフ選択の目の付け所が面白いと感じました。伊達巻は「知恵が増える」ことを願う縁起物ですが、裏腹にとぼけた表情のヘビがなんとも味があって良いですね。知恵が増えるかは分かりませんが、笑顔は確実に増えると思います！

KAnaMi さん

作者のコメント

松から蛇がでてきて上にのびていくイメージです。『健康と成長』を祈る麻の葉文様を背景にして光り輝く未来への成長を願いつつ、面白おかしい年になりますように、という想いでつくりました。あげる人ももらった人も、笑顔で過ごせますように。

審査員（小野裕子氏）

明るい年始を迎えられるデザインだと思います。愉快さ、可愛さ、ポップという印象だけでなく、松とヘビたちの配置、色使いから落ち着きを感じさせます。他の干支をテーマにした作品も見てみたいと思いました。

東京都立工芸高等学校

水野谷凜さん

作者のコメント

童心に帰ったような新鮮な気持ちで新年を迎えて欲しいという願いから、小さな頃よくやっていた手遊びを取り入れて蛇の顔を表現しました。また、日本の伝統色である茜色と青竹色を使用し、蛇の鋭さをよりポップに表現しました。この年賀状が届いた人が「ちょっと真似てみよう」なんてする姿を想像してみたり、、高揚する気持ちと共に制作した作品です。

審査員（大河原健太氏）

オールドスクールな2階調のデザインが新鮮に映りました。パンクバンドのジャケットアートワークのようで、シルクスクリーンでTシャツに刷ったらかっこいいだろうなー。と想像してワクワクしました。色使いも良いです。

横浜美術大学

三井華奈さん

作者のコメント

干支みんなで寝ている中の、蛇たちをイメージして制作しました。

審査員（中山貴夫氏）

ヘビが苦手な方にも是非オススメしたい、気持ちがほっこりするデザインです。良い意味でラフなタッチも可愛らしい世界観に一役買っていると思います。ヘビの前後の干支である龍と馬も一緒になって、寝相で年号を表現するアイデアも、大部屋で十二支が仲良く寝ている様子が想像できて楽しいですね。

GON さん

作者のコメント

リンゴの皮を剥いていたら、なんだかヘビみたいに見えてきて年賀状にしてみました。奇しくもヘビとリンゴはアダムとイヴのお話で縁が深いもの同士。りんごのおかげでヘビさんも少し可愛く見えるかも。

審査員（藤田樹氏）

ちょっと怖くなってしまったり、なかなか難しいモチーフの「へび」ですが。おりんごの皮に見立てることで、ほどよいデフォルメのオリジナリティが出ていました。余白も活かせているので、そのまま送っても◎、ひと言書き添えても◎、と自由度の高い使用もできていいなと思いました。またおりんごの赤や丸も縁起がよく、お正月シーズンにちょうど旬のおリンゴが届くというのも嬉しいです。

HAL名古屋

青山音々さん

作者のコメント

ねえ、、、みて！！

審査員（戸田俊作氏）

「発想力」と「それを表現するビジュアライズ力」という2つの観点で審査させて頂いたのですが、着眼点が唯一無二だと思いました。その素晴らしいアイデアが、イラストと色使いとで上手に表現されたデザインだと思います。今回の作品の多くで見落とされがちだったのですが、年賀状らしさもちゃんと担保されていたのも良かったです。

※画像をクリックすると作者と審査員のコメントがご覧いただけます。

北村友莉さん

作者のコメント

お雑煮のお餅を巳年に見立てて、ポップでユニークなデザインにしました。

東洋美術学校

小川このこさん

作者のコメント

「巳」年から縁起の良い「白蛇」を用いて富士山を表し、お正月らしい初日の出をデザインしました。富士山を表した白蛇や日の出、背景の空の全てにグラデーションを使用して、シンプルすぎず派手すぎないデザインを心がけました。

fulmando さん

作者のコメント

よくある商業デザインではなく、オシャレであまり見ないモダンなデザインにしました。年賀状の性質上、一度にたくさん来るのでいかに目立たせるかは重要な要素です。また特色を使えば、より映えるデザインになりそうです。

nana さん

作者のコメント

蛇の鱗をシンプルかつキラキラと輝いて見えるように表現しました。明るく希望に溢れる一年になることを願って制作しました。

甲府市立城南中学校

野村心さん

作者のコメント

蛇年、年賀状ということで新年を感じられる色合いと白蛇をモチーフに描きました。工夫した点は、蛇の鱗を薄らと入れ情報量をあげ、見る人の視線が動かしやすいように金色の太い線を入れたことと、植物は定規ツールを使わず、自然物の唯一無二さを表現し、白蛇とのメリハリをつけたことです。

Rugby School Japan

Harusato Inayoshi さん

作者のコメント

年賀状のデザインは、可愛い・ほっこり・お正月らしい・優しい印象のものか和にふったものが多く、自分たちの世代にあったものが無いなという印象が強かったので、自分も送りやすいデザインを意識しました。

川口陽生さん

作者のコメント

白蛇の長い身体を用いて「2025」を描いています。ポップな色味・表情にすることで、蛇の可愛らしい一面を見せられたらと思い制作しました。背景色は、萌え出た若草のような力強い若萌葱色を選んでいます。 2025年も脱皮を繰り返して成長する蛇のように、グングン伸びて成長する若草のように。大きく成長する一年にしてほしいと願いを込めてこの年賀状を制作しています。

伊東繁雄さん

作者のコメント

伝統木工技術組細工に興味があって、もしかしてその世界を年賀状に応用できるかもしれないと思い、年甲斐もなく制作に挑戦したが、大変難しく途中何度も模様構成に修正変更の繰り返しが続き、ハガキ一枚のスペースなのに時間だけが過ぎた。特に松竹梅の図柄と蛇の表情と形と大きさに悩み、組細工世界の難しさを痛感いたしました。眼と肩が疲れたけど高齢者の自分としては、ささやかな充実感のある作品になったような気がしています。

JIRO さん

作者のコメント

白蛇は、日本で縁起の良い動物として信仰されているため、年賀状にちょうどいいモチーフだと思い、今回の案を作成しました。タイポグラフィや周りのあしらいを白蛇で表現し、背景の赤青の四角い模様は蛇の鱗をモチーフにしています。また、全体のレイアウトを曼荼羅のように左右対称にして、中心から放射状に光を入れることで神々しさを表現しています。

穴吹デザイン専門学校

中家光祐さん

作者のコメント

縁起の良い白蛇と一筆書きを組み合わせて「巳」を表現しました。作品の蛇のように笑って一年を過ごせれば良いな思い制作しました。

黒鍋亭さん

作者のコメント

干支の蛇を迷路にしました。遊びの要素を組み込むことで、ただ見るだけでなく指や鉛筆で迷路を辿って楽しめるデザインです。迷路のディテールはできるだけわかりやすく中央に大きく配置。蛇の舌がスタートの矢印になっているのがポイントです。

大分県立芸術緑丘高等学校

武井そらさん

作者のコメント

スパッタリングの技法を使ってアナログならではの良さを生かし、蛇が日の出を運んできたというイメージで、2025年は良いことがたくさん起こりますようにという願いを込めて制作しました。

HAL名古屋

中山倫緒さん

作者のコメント

へびが描かれた振袖をイメージしてデザインしました。

ヤマモトヒカルさん

作者のコメント

のどかな日々を過ごせるような一年になればと思い、ヘビが楽しく散歩しているようすを描きました。全体で見るとヘビの顔に見える、二度楽しいデザインに仕上げました。

町田デザイン&建築専門学校

坂本拓也さん

作者のコメント

巳年と重い（heavy）を掛けたビジュアルにしました。ふくよかなへびを鏡餅にし、クスッと笑ってもらい福が来るように。配色はポップで明るく印象に残りやすいよう、制作いたしました。

ルルさん

作者のコメント

魔除けのしめ縄から∞（無限大）をイメージし、2匹の蛇が未来に向かう様子を表現しました。

伊藤杏純さん

作者のコメント

2024年初夏までに世界で起こったことを振り返ると、波のように上下する変化を私たちは目の当たりにしたと思う。その波を乗りこなし、表情を変えるこの絵の蛇のように2025年も乗り越えようという願いを込めた。

坂本麻里子さん

作者のコメント

新年のめでたさを白蛇で表現しました。シンプルかつ雅に。賀詞が蛇の模様になっています。

東京情報クリエイター工学院専門学校

稲葉千遥さん

作者のコメント

迎春という文字に蛇の装飾を施しました。白蛇は昔から縁起がいいとされています。「春」の「日」の部分の蛇は頭と尾を繋ぎ、一年の始まりと終わりを表しています。アクセントにヘビイチゴと蛇の鋭い眼光をモチーフに入れました。

沖縄県立具志川職業能力開発校

上原亞弓さん

作者のコメント

福のよくばりセットはいかがですか？大きな白蛇がたくさんの福を運んできてくれる様に願いを込めて描きました。

船橋情報ビジネス専門学校

鵜澤沙妃さん

作者のコメント

2025年は巳年ということで、デフォルメした「巳」の形に蛇を配置し、使う色も2色のみのとてもシンプルな形にしました。蛇の色ですが、白い蛇は縁起がいいと言われているそうなので、蛇のところは白を使用しました。また、蛇の後ろに入っている赤色も縁起がいい色とされているそうです。その他にも日の丸や紅白の紅を連想させますし、そもそも赤色は華やかなイメージなので赤色も使用しました。

MG さん

作者のコメント

巳年、へび年、新春集いて祝いの蛇文字。

村上楓さん

作者のコメント

「蛇」年なのに使われている漢字も読み方も聞き馴染みのない巳年。ひらがなの「み」を蛇のシルエットに見立てたデザインにすることで「何故みどしと読まれるのか」といった歴史のルーツを紐解く一つのきっかけになるような年賀状にしました。暗闇に浮かび上がる鮮やかなグラデーションはひらめきや夜明けをイメージしています。

北橋健介さん

作者のコメント

縁起のいい白蛇をシンプル表現し、新年から幸運が訪れるといいなと思いながら作りました。

HAL大阪

細見咲華さん

作者のコメント

3匹の蛇を門松に見立てました。楽しそうに動く3人の様子が新年を明るくしてくれます。

岡山県立岡山工業高等学校

藤瀬未久さん

作者のコメント

今年は悲しい驚きから一年が始まってしまった分、来年は楽しい驚きから一年が始まって欲しいという願いを込めて、この作品を制作しました。年賀状が届いたときに驚いてしまうデザインはどんなものだろうかと考えたときに、ソフトクリームのコーンに乗った、とぐろの巻いた蛇が思い浮かび、このデザインにしました。配色しました。は配色には2025年に開催される万博のイメージカラーを使い、2025年らしさを表現しました。

kasa さん

作者のコメント

へび・富士山･太陽で構成しました。

HAL大阪

三宅陸斗さん

作者のコメント

新年を迎えた瞬間用意していたクラッカーを鳴らすけどそれが巳年にちなんだ蛇に見立てたクラッカーだったのを忘れて驚いているそんなシーンをイメージして作った。背景はシンプルでもよかったが、あえてにぎやかにしている。

青木淑香さん

作者のコメント

神の遣いとされる白蛇をモチーフに、お正月らしく縁起のよい紅白でまとめました。蛇のうねうねした感じが好きなので、たくさん並べてみました。

カチコさん

作者のコメント

「２０２５」の文字になっている、カラフルでにぎやかなヘビたちをイラストにしました。これから始まる１年が楽しみでわくわくするような年賀状です。

※画像をクリックすると作者のコメントがご覧いただけます。

審査員 - 総評 -

小野裕子氏

小学生からご高齢の方までと、幅広い年齢層の方たちが、ご応募くださいました。ありがとうございます。それぞれが自分ならではのデザイン表現力を発揮してくださり、イラスト、タイポグラフィ、絵画技法など多様なジャンルが寄せられた年賀状コンテストとなりました。端的さの追求、テクスチャーへのこだわり、ユーモアを盛り込むなど、作家性が高い候補が集まりました。審査員全員、さまざまな観点から意見を交わし、受賞作品を選びました。

結果発表

スヨン さん

shu さん

渡辺 雪乃 さん

KAnaMi さん

東京都立工芸高等学校

水野谷 凜 さん

横浜美術大学

三井 華奈 さん

GON さん

HAL名古屋

青山 音々 さん

北村 友莉 さん

東洋美術学校

小川 このこ さん

fulmando さん

nana さん

甲府市立城南中学校

野村 心 さん

Rugby School Japan

Harusato Inayoshi さん

川口 陽生 さん

伊東 繁雄 さん

JIRO さん

穴吹デザイン専門学校

中家 光祐 さん

黒鍋亭 さん

大分県立芸術緑丘高等学校

武井 そら さん

HAL名古屋

中山 倫緒 さん

ヤマモト ヒカル さん

町田デザイン&建築専門学校

坂本 拓也 さん

ルル さん

伊藤 杏純 さん

坂本 麻里子 さん

東京情報クリエイター工学院専門学校

稲葉 千遥 さん

沖縄県立具志川職業能力開発校

上原 亞弓 さん

船橋情報ビジネス専門学校

鵜澤 沙妃 さん

MG さん

村上 楓 さん

北橋 健介 さん

HAL大阪

細見 咲華 さん

岡山県立岡山工業高等学校

藤瀬 未久 さん

kasa さん

HAL大阪

三宅 陸斗 さん

青木 淑香 さん

カチコ さん

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