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Microsoft Officeの注意点
Microsoft Office等、事務用アプリケーションは本来、印刷用データを作成する為に作られたソフトではない(作成するデータはその環境に依存される上にRGBで生成されてしまう)為、Officeデータから印刷物を作成する際に、体裁崩れ等の不具合が発生する可能性があります。
弊社では、それらの不具合を解消し、印刷に適したデータに仕上げる為に専用の変換ソフトを使用していますが、それでも元のOfficeデータでのイメージと印刷物の仕上がりイメージが変わってしまいます。そのため、確認用にお客様からの出力用の見本が必要になります。プリンタで出力されたもの、またはスクリーンショット(画面のキャプチャ画像)をお送り下さい。なるべく元のOfficeデータに近いイメージになるように善処します。
以下にMicrosoft Office(WORD・EXCEL・Power Point・Publisher等)を使ったデータ作成時における注意点を列記しています。
対応環境・アプリケーション
弊社で対応しているMicrosoft Officeバージョンは以下の通りです。
(何れもWindows版のみで、Macintosh版には対応していません)
●Microsoft Word:97/2000/XP(2002)/2003/2007
●Microsoft Excel:97/2000/XP(2002)/2003/2007
●Microsoft PowerPoint:97/2000/XP(2002)/2003/2007
●Microsoft Publisher:98/2000/XP(2002)/2003/2007
ご入稿の際は、OS名とバージョンをお知らせ下さい。お知らせいただけない場合、色・線の表現が異なったり、体裁がくずれやすくなります。
Officeデータを印刷用のデータに変えるためには、一度中間ファイルと呼ばれるファイルを作ってからそれを印刷用のデータに変換する方法がありますが、お客様側でこの中間ファイル(prnファイル)を作っていただきご入稿していただくことも可能です。(これによって起こりうるトラブルを避けることが出来ます)
先ずは、大日本スクリーン製造株式会社のサイトで無償で配布されているプリンタドライバー「SCREEN AVANAS MultiStudio ドライバー」をお客様のPCにインストール・設定していただく必要があります。
→http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/avanas/ms/office/download.html
※Downloadするバージョンは最新の「5.00」を選択して下さい。
納期について
Officeデータをご入稿頂いてから、データ変換・お客様に確認画像送信の処理に移るには、最長1日のお時間をいただくことになりますので、その点を注意されてご入稿下さい。Officeデータをご入稿頂きましても、データ変換・お客様への確認画像送信等の処理過程がありますので、すぐに受付日確定とはなりません。お急ぎの場合はお早めのご入稿をお願い致します。
用紙サイズについて
ドキュメントの用紙サイズは、仕上がりのサイズを指定してください。
また、PowerPointの場合はページ設定でサイズの数値(「幅」「高さ」)を直接入力してください。
■WORDの設定画面

■EXCELの設定画面

■PowerPointの設定画面(悪い例)

■PowerPointの設定画面(良い例)

例えば上記左図のようにPowerPointのページ設定のスライドサイズ指定で「A4」を選んでも、実際には正確なA4サイズではなく少し小さいサイズになってしまうので、右図のように直接A4のサイズを入力するように設定を行う必要があります。(→印刷サイズについてはこちら【DTPの基礎知識】)
塗り足しについて
背景が白(無地)ではなく、色が使ってある場合は、塗り足しが必要になります。しかしOfficeアプリケーションの場合、用紙サイズ設定ではプリントアウト時の紙サイズという意味になり、実際に印刷で使う塗り足し込みのデータを作れません。またプリンタドライバによりますが余白をゼロにできなかったり実際のプリントアウト可能範囲を厳密に設定できません。
塗り足しを正確に設定したい方
仕上がりサイズより大きめのサイズで用紙設定を行い、「周りに3mmずつ大きくしたサイズ」「仕上がりサイズ」のボックス(オートシェイプの四角形)2つを最初に作り、整列機能等を使い中央に揃え、小さい方のボックス(仕上がりサイズを想定)の中に体裁を作っていきます。
塗り足しは余り気にしないまたは、背景が白(無地)の方
仕上がりサイズと同様の用紙サイズを設定し作り込みを行い、データ入稿後に、弊社で背景のデータを拡大して塗り足しを増やす方法。(※但し、背景が画像データの場合は、画像データを少し拡大することになるので、裁ち切り位置の画像が若干切れてしまう可能性があります。また、予め解像度の高い画像データをご使用下さい。)
フォントについて
まずは弊社の対応フォント一覧をご確認ください。
弊社に同じフォントがない場合は異なるフォントに置き換えられてしまいます。置き換えられることにより文字切れや体裁が崩れてしまう可能性がありますので、スクリーンショット等、画面のキャプチャ画像を送っていただきますようお願いいたします。
※ワードアートで作られた文字は、対応フォント確認を見落としやすいので要注意です。
画像の配置(挿入)について
図柄・写真を挿入される場合、挿入メニュー「図」→「ファイルから」をお選び下さい。
Microsoft Officeアプリケーションでは、画像解像度は72dpiで表現されますが、印刷品質の画像は300?350dpi必要になるため、印刷品質を再現する為には、大きめの画像を用意して、それを縮小して貼付ける必要があります。
※解像度72dpiの画像を印刷品質の解像度にする為には20〜25%の大きさに縮小して貼付けて下さい。

書式設定について(色・線・透過性)

オートシェイプ等の書式設定で「透過性」を指示する事は絶対にしないで下さい。また、影を付けるための「影の設定」もしないで下さい。家庭用のインクジェットプリンター等では再現できても、CTP出力の場合は、表現されません。
※指定の色を薄く表現したいとき等は、「透過性」スライダで色を調整するのではなく、「色」の設定で調整するようにしてください。影の設定をする場合も、「色」の設定で行って下さい。
0.25pt未満の細い線は使用しないで下さい。線がかすれて表現ができなくなる可能性があります。
(家庭用のインクジェットプリンター等の場合、そのプリンターが出力可能な太さの線に置き換えてしまいますので、印刷されてしまいますが、CTP印刷では出力されない可能性があります。)
背景色の設定について
Office系ソフトで背面に色を付ける場合、「オートシェイプ」の「四角形」や「楕円」などで色を指定し、「レイアウト」で背面に持っていって付けてください。

※【書式】→【背景】→【塗りつぶし効果】で設定された場合、印刷には反映されず、 白になってしまいます。

※【書式】→【テーマ】で設定された背景も印刷には反映されません。予めご了承願います。

エクセルデータの体裁崩れについて

セルの書式設定で「折り返して全体を表示する」にチェックが入ったセルがあった場合、そのエクセルデータは画面で表示された状態とプレビュー表示(出力)が変わる可能性があります。
■画面の表示

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■出力用プレビューの表示

上図のように、出力用のプレビュー表示の文字が改行されてしまうことがあります。
出力時に起こりうる体裁崩れについて
●パターンは表現方法が変化することがあります。
●ワードアートは表現方法が変化することがあります。
Windows Vistaで制作される場合
「JIS90」(Windows XP)から「JIS2004」(Windows Vista)への対応となり文字の追加や同一コードで字体が変更されています。そのため、Vista環境下でデータを作られてご入稿いただく際は、必ず弊社対応フォントであるかご確認をいただき、ご入稿時の備考欄に「制作環境Vista」という旨をご記載ください。
※記載がない場合は、対応フォントであっても文字抜けや字体が異なった状態になる恐れがございます。

