合成紙 【印刷用語集】|ネット印刷通販 バンフーオンラインショップ

印刷用語集

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合成紙印刷資材



ポリエステルやポリエチレンなどの素材を、発泡剤と一緒に混ぜ薄いフィルム状に伸ばし、表面に微細な孔を沢山持たせ白色顔料などをまぜたものを塗工して、紙のように加工し印刷適性を持たせた紙状の素材。ユポなどが代表的な合成紙である。<br>
ポリエチレンを原料としているため、耐熱性が弱いので印刷や加工で熱が加わる場合は注意が必要である。燃やしても有害物質は発生しないが、廃棄する場合はプラスチックゴミとして処理する。

水や湿気に強く、収縮しないことから、屋外に掲示されるポスター、看板、地図、飲食店の掲示物など屋外広告に非常に適した素材といえる。

通常のインキに含まれる溶剤の成分に弱く膨潤することもあるので、合成紙専用のインキもある。

ユポ紙は一般の紙に比べ折り目が付きにくい性質を持つことから、選挙の際の投票用紙に使われている。折って投票箱に投函しても、すぐに元の開いた状態にもどるので開票作業の時間短縮に有効だとして採用されている。
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