こんにちは!
飯田橋店の山口です。
トーンカーブの4〜5回目は、RGBとCMYKの操作方法の違いについて、考えてみたいと思います。
まず、RGBモードの初期設定では以下のようになっていると思います。
ハイライトが右上で、シャドウが左下に来てカーブを上げると画像が明るくなって、カーブを下げると暗くなりますね。
ところで、パソコンのディスプレイやテレビなどは、それ自体が光を
発していますが、その元になっているのがRGBで「光の3原色」と
呼ばれています。
RGBの数値がすべて(0,0,0)の時、つまりまったく光を発してない
時は黒色になりますが、数値が最大(255,255,255)の時に白色に
なります。
このRGBの3色を組み合わせることで様々な色を生み出し
ているそうです。
色を混ぜると明るくなるので・・・
これを「加法混色」というそうです。
R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)すべてが交わった部分が
白くなっていますね!
そんな訳で、RGBモードでトーンカーブを操作する時、カーブ
を上げると画像は明るくなるのですが、自分は「光が強くなる
程明るくなるんだな」とイメージして操作しています。
ところで、補足になりますがここでもう一度下図を見てください。
R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)すべてが交わった部分が
白くなっていますが、レッドと(ブルーとグリーンの混色ででき
た)シアンを混ぜると同様に白を生みだせます。
このような2色の関係を、お互いに「補色の関係にある」とい
うそうです。
つまり、レッドとシアン、グリーンとマゼンタ、ブルーとイエロー
は補色の関係になるのですね。これは覚えておくと役に立つ
時がくるかも知れません・・・
さて、次回はCMYKモードでの操作について考えてみたいと
思います。(うーん、予定がずれ込んでいってしまいます〜)
ではまた来週