こんにちは!
飯田橋店の山口です。
今回はトーンカーブの3回目です。
前にお話したように、トーンカーブは下の図のように直線上を
マウスでクリックしてアンカーポイントを打つのですが・・・
このように、画像内の任意の場所をコマンドキー+マウスでクリックすると
トーンカーブ上のそこの階調にあたる点にアンカーポイントが打たれます。
つまり画像の中で気になる部分をピンポイントで選べるのですね!
(ただしこの操作はCS3まではCMYKモードにおいて、各チャンネル
ごとでしかできないようですね・・・)
CS4以降はこのような人差し指のツールを使って画像内の任意の
場所をクリックすれば良いようです。
試しにこのようにして中間からシャドウ側を中心に画像を明るくするカーブを作ってみましょう。
確かに中間からシャドウは明るくなりましたが、赤みが減って
色調が少し変わってしまいましたね。
トーンカーブは操作そのものは単純なのですが、注意して見ないと
自分の意図しない方向に補正されてしまうこともありますよね
こうした場合いくつか回避方法が考えられますが、
簡単に軌道修正するにはこんな方法があります。
デフォルトではレイヤーの描画モードは「通常」なのですが・・・
微妙な差かも知れませんが・・・
色調を変えずに明るくなったと思います。
さて、今までRGBモードでのお話が続いていますが、
次回はRGBとCMYKの操作方法の違いについて、少し
だけ触れておきたいと思います。
ところで、トーンカーブについてはお話したいことが多くて、
予定を変更して6回くらいになってしまいそうです・・・
前回お伝えした、ハイライトセットアップ的補正の説明は6回目になりそうです。
では今回はこのへんで次回に続きます。